Global Boardroom Insights: 監査の未来

Global Boardroom Insights: 監査の未来

Related content

KPMGのAudit Committee Instituteからのメッセージ

世界中で非常に多くの非上場企業が、必ずしも法的に要求されていない場合でも、財務諸表監査を受けていることは興味深い事実です。監査は、資金の貸手、投資家及び資本市場に対して、企業の財務諸表及び関連する内部統制の妥当性について重要かつ追加的な保証を提供しています。「もし今日の財務諸表監査制度が存在していなかったら、きっと誰かが考案していただろう」という表現をよく耳にしますが、実際のところ、今日の監査、そして監査業務は、新たな考案とまではいかないまでも、今劇的な変化を遂げようとしています。

今回のGlobal Boardroom Insightsでは、監査の現状(監査品質の現状、監査品質の構成要素と指標、及び様々な利害関係者の監査人に対する期待)と監査業務の短期的・長期的な今後の在り方について掘り下げています。監査品質は継続的に向上しているか?監査品質の主要な構成要素や指標とは何か?監査報告書の内容を、「適正/不適正」のみしか示さない監査意見以上の内容に拡大すべきか否か?今後3〜5年の間に、企業は監査にどのような技術革新を期待できるのか?

我々はこれらを含む様々な質問を経験豊かな監査委員会議長や監査のプロフェッショナルたちに問いかけました。彼らの回答はニュアンスや重点こそ異なっていますが、いくつか明確なテーマがあります。今日の監査も十分な品質を維持しているものの、監査人の業務に対してより高い透明性と深い理解が求められ、またより広範にわたる取引の精査を可能にするデータ分析手法が登場したことで、監査のプロフェッショナルに対するハードルは上がり続けています。実際、監査で行うことと行わないことの理解に関して常に存在する「期待ギャップ」は今後も監査人にとって大きな課題となりますが、世界中の規制当局は監査報告書の拡充に向けて動いており、監査人(及び監査委員会)はより深い洞察と見解を求められていることから、監査人への期待はますます高まっていると言えます。

当然のことながら、監査委員会と監査人との関わり、また内部監査や経理部との関わりはさらに深まっており、ある監査委員会議長が述べているように、議論の内容は益々リスクに集中する傾向が高まっています。「現在、我々は、企業の重要なリスク領域はどこか、そして監査人が特に焦点をあてるべき領域がどこであるかをより適切に把握するようになっています。」この発言は企業、その投資家及び市場にとって良い兆候であり、監査の進化を示唆しています。

今回のGlobal Boardroom Insightsが、監査品質、監査人の役割、また監査の未来について活発に議論するうえでお役に立てば幸いです。

Dennis T. Whalen (米国)

Wim Vandecruys (ベルギー)

Robert Araeb (ナイジェリア)

Sidney T.T. Ito (ブラジル) 

 

詳細に関しては、レポート全文 (英文) を下記リンクよりダウンロードしてください。

The information contained herein is of a general nature and is not intended to address the circumstances of any particular individual or entity. Although we endeavor to provide accurate and timely information, there can be no guarantee that such information is accurate as of the date it is received or that it will continue to be accurate in the future. No one should act on such information without appropriate professional advice after a thorough examination of the particular situation.

Connect with us

 

Request for proposal

 

Submit

KPMG's new digital platform

KPMG's new digital platform