英国企業年金制度の課題解決アドバイス

英国企業年金制度の課題解決アドバイス

日本の本社や現地法人の日本人マネジメントにとって使い勝手の良いサービスを提供します。

日本の本社や現地法人の日本人マネジメントにとって使い勝手の良いサービスを提供します。

英国の企業年金は、確定給付型制度(DB制度)から確定拠出型制度(DC制度)への移行が進んできていますが、依然として多くの企業において確定給付型制度の受給権者や過去勤務分の給付債務が残っている状況です。

英国では、寿命の伸長による終身年金給付の増加、インフレ連動給付、スポンサー企業に対して強い権限を持つトラスティの存在など、他国の企業年金とは異なる大きなリスクが存在します。そのため、退職給付費用の急激な増加や、トラスティからの掛金の大幅な引き上げ要求に驚かされる日系企業も少なくありません。
加えて、2015年4月に英国で年金法の改正が施行されたことで、企業年金運営の変化も予想されます。

 

英国企業年金の主な特徴

1.給付設計
  • 終身年金が原則で、長寿リスクあり
  • 年金額を物価スライドさせる必要がある
2.減額ルール
  • 過去勤務分給付の減額ができない
    →将来分を確定拠出型とし過去勤務分は凍結することが多い
3.会計基準
  • 英国会計基準;以前からプランスポンサーのB/S上に数理差異を即時認識
  • 企業の財務会計上、金利リスク(金利は低下基調)や資産運用リスクが生じる
4.トラスティの強い権限
  • 日本の「年金基金」に比べ、かなり権限が強い
  • トラスティが母体企業に対し過度な積立を求めるケースもある

KPMGは、こうした英国子会社における企業年金問題の解決を支援します。

KPMG英国には400名規模の年金アドバイザリー組織があり、従来から英国企業年金の課題解決を支援して参りましたが、2015年6月より日本人の年金専門家がロンドンに赴任し、英国と日本の年金アドバイザリーチームが密に連携することで、日本の本社や現地法人の日本人マネジメントにとって使い勝手の良いサービスを提供することが可能になりました。
 

具体的には以下のようなサービスを提供します。

  • 英国企業年金制度の運営状況や積立状況に関する調査
  • 掛金拠出計画等に関するトラスティ(年金信託管理人)との交渉の支援
  • 年金制度に関するリスク削減の支援(資産運用リスクの削減、債務の削減、年金バイアウト等:下図参照)
  • 2015年4月に施行された年金法改正に対応した新たな選択肢の検討の支援
  • 上記に関する現地と日本本社とのコミュニケーション支援

 

英国年金制度のリスク削減プロセス(例)

積立不足圧縮、リスク抑制 → 債務の削減 → リスク移転 →
将来のリスク切り離しに備え、積立不足が生じるリスクを抑制する。 一定のインセンティブを設ける等で、受給者や支給額を減らす。 保険会社等を利用して「保険」を掛ける。
  • 将来勤務分給付の見直し
  • 年金資産運用戦略の見直し
  • 資産担保拠出の実施 など
  • 他制度移管希望者への割増給付
  • 年金上昇率の見直し、固定
  • 受給方法変更(現金+年金等) など
  • バイイン
  • バイアウト
  • 長寿スワップ など


お問合せ先

枇杷 高志
有限責任 あずさ監査法人
パートナー

木村 亮治
有限責任 あずさ監査法人
パートナー

萩原 浩之
KPMG英国
シニアマネジャー

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