『M&A市場予測 2018年次レポート』の発行について | KPMG | JP
close
Share with your friends

『M&A市場予測 2018年次レポート』の発行について ~2018年はグローバルで堅調なディール組成の年になると予想~

『M&A市場予測 2018年次レポート』の発行について

株式会社KPMG FAS(本社:東京都千代田区、代表取締役:知野 雅彦、以下:KPMG FAS)はこのたび、KPMGインターナショナルがまとめた『M&A市場予測 2018年次レポート(原題:“M&A Predictor 2018 Annual Report”)』の日本語版を発行しましたのでお知らせします。

関連するコンテンツ

このたび発行した『M&A市場予測 2018年次レポート』で は、世界の主要な企業のM&A案件への予想投資需要、予想投資余力がそれぞれ5%、17%の増加となり、2018年のグローバルでのM&Aが昨年に続き堅調に推移するものと予想しています。これは、予想投資需要がほぼ横ばいの1%増であった2017年との比較においても活況な数字と言えます。
 

  • 2018年のM&A取引総額は、第1四半期において既に1兆米ドルに達している
  • 2017年の地政学的懸念がクロスボーダー案件に及ぼした影響は最小限に留まった。なお、堅調なミドルマーケットの取引により、2018年には既にリバウンドが始まっている
  • より多くの企業がイノベーションを追求する中、テクノロジーセクターへの案件集中が過去10年間で最高値を記録している

出足好調な2018年のM&A

2018年のM&A市場は力強いスタートを切っており、好調であった2017年第4四半期の勢いを継続してます。2018年第1四半期におけるM&A取引総額は、7,490億米ドルであった前年同期から大幅に拡大し、1兆米ドルを超えています。同四半期は平均取引額も、過去10年で最高となる1億2,400万米ドルと前年同期比約42%上昇しており、2015年~2016年に記録した1億米ドル越えの水準に再び到達しました。

KPMGインターナショナル M&Aグローバル責任者のフィリップ・アイソムは、次のように述べています。「有利な状況にある資本市場および低金利を背景に、優良な資産や企業に対する需要は引き続き高水準で推移しています。バランスシートに巨額の現金を保有する大企業であれ、案件を求め膨れ上がるプライベート・エクイティーの資金であれ、M&Aプレーヤーの動きは活発で、高いプライシングを競っています。潤沢なプライベート・エクイティーの手元資金は活用機会に恵まれず、無期限に待機し続けることはできません。」

テクノロジーを求めるセクターが増加

2017年のクロスボーダーM&A市場は、案件数が9,000件超で、取引総額は1兆米ドル超となり、2016年と比べて大きな変動はありませんでした。

KPMGインターナショナル ディール・アドバイザリーのグローバル責任者ライフ・ジルヅは、次のように述べています。「世界各地において地政学上多くの課題があるにも関わらず、クロスボーダーM&Aの組成については、特にミドルマーケットの市場において概ね影響は軽微でした。この状況に加え、企業が直面する速やかな変革や刷新を求めるかつてないほどの圧力を鑑みると、2018年のM&A市場は堅調になると予想します。特にテクノロジー関連を対象としたM&A案件は、引き続き全体の中で大きな比率を占めることになると予想しています。」

2017年、テクノロジーセクターへの案件集中は過去10年間で最高となり、総額で1,440億米ドルに達しました。過去3年間において革新的な技術およびデジタル関連能力の獲得意欲は衰えておらず、全てのセクターにおいて、テクノロジーセクターを対象としたクロスセクター案件が過去最高件数を記録しています。資本財メーカーが最も熱心なテクノロジー企業の買収者であり、2017年には同セクターへの買収総額を前年比で倍増させています。

KPMG『M&A市場予測』について

 

概要 KPMGインターナショナル作成の『M&A市場予測』は、M&Aのグローバル・トレンドを予測するために開発されたツールのひとつであり、M&A案件への投資需要(Appetite)と投資余力(Capacity)に着目し、今後12か月を占う重要な指標を追跡、予測しています。
M&Aに関するデータは、地域、国、およびセクターにおけるディール・フローを中心に集計され、セクターの専門家の分析とともに、今後12か月についての予測およびより深い分析を提供しています。
なお、予想PER(株価収益率)の変動は、全体的な市場の投資需要を測る上で有用であり、純負債/EBITDA比率では企業が将来の買収のために必要な資金調達をする能力を把握することに役立ちます。
対象会社 世界全体をセクター別、地域別に分析しており、世界の時価総額上位2,000社のデータをもとに作成されています。
参照データ 全ての元データは、S&P Capital IQを情報源としています。時系列でのトレンド分析は、ディールロジックの元データを基にKPMGが分析を加えています。特に明記のない限り、全ての案件データは2018年3月31日付のディールロジックの情報をもとにしています。

 

当レポートの日本語版フルレポートはこちらからご覧いただけます。

日本語版
英語版

KPMGインターナショナルについて

KPMGは、監査、税務、アドバイザリーサービスを提供するプロフェッショナルファームのグローバルネットワークです。世界154ヵ国のメンバーファームに約200,000名のプロフェッショナルを擁し、サービスを提供しています。KPMGネットワークに属する独立した個々のメンバーファームは、スイスの組織体であるKPMG International Cooperative(“KPMG International”)に加盟しています。KPMGの各メンバーファームは法律上独立した別の組織体です。

KPMG FASについて

KPMG FASは、企業戦略の策定、事業ポートフォリオ最適化のための事業再編やM&A、経営不振事業の再生、企業不祥事対応に係るアドバイスを通じて、企業の持続的成長のための経営管理高度化や業務改善、事業のバリューアップを支援しております。
また、12の主要業種のインダストリー・グループ体制により、海外を含め、業種ごとに最新動向に関する情報や知見を集約し、各専門分野のプロフェッショナルとの連携により、ワンストップで最適なソリューションを提供します。

お問合せ

 

RFP(提案書依頼)

 

送信