KPMGの2016年度グローバル総収入について

KPMGの2016年度グローバル総収入について

イノベーション、アライアンス、人材への投資が成長を促進

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  • イノベーション、アライアンス、人材への投資が中核サービスの成長につながり、総収入254.2億ドルを達成
  • 全世界で37,000名の新卒および中途採用を実施し、過去最大の189,000名の陣容へ
  • 全てのサービスラインと地域で力強い成長。中でもアドバイザリーサービスでは前年比11.5%増の成長

KPMGインターナショナル(チェアマン:ジョン・ビーマイヤー)は、2016年9月30日を以って終了する事業年度(FY16)において、総収入が254.2億米ドルに達したことを発表しました。これは現地通貨ベースで昨年度比8.0%の増収となります。

KPMGインターナショナル チェアマンのジョン・ビーマイヤーは、次のようにコメントしています。
「世界的に経済環境が低成長にある中、KPMGのFY16の業績が好調であったのは、情熱と革新的な発想をもって業務に取り組んできた成果であるといえる。今日のような不安定なビジネス環境の中で実施したテクノロジー、アライアンス、そして人材への戦略投資が各地域とサービスラインにおける成長を促進する結果となった。また、FY16には世界のKPMGにおいて何千人もの優秀な人材が採用され、高品質なサービスの提供に継続的に重点が置かれた。」

「FY16においては、業界再編が起こっているような変化が激しい事業分野に焦点を当て、新しいサービスやテクノロジーに優先的に戦略投資を実施した。その結果、サイバーセキュリティやデータアナリティクスなどの重要な分野において業界のリーダー的地位を確立することができた。また、世界的な革新力や経営力、そして先端技術をもたらす連携を通じ、世界の多くの先端的なテクノロジー企業と協働して業務を行っている。」

「規制当局や税務当局および他の利害関係者などとも積極的に対話し、業界を取り巻く複雑な課題について議論を行っている。我々の目的(Purpose)である「社会に信頼をもたらし、業務を通じてクライアントや社会が調査、投資、革新、成長、変化する際の力になる」というメッセージはかつてないほど明確である。例えば、KPMGのグローバルBrexitセンター・オブ・エクセレンスは、世界貿易においてどのような潜在的変化が起こりうるのかといった課題についてKPMGのメンバーが世界中のクライアントに対し、質の高い判断材料や助言を提供している一例だといえる。」

グローバルベースでのクライアントサービスによる成功

差別化されたファームとしてクライアントに選ばれるというKPMGのビジョンを反映し、世界の3地域すべてにおいて成長を遂げています。

  • アメリカ地域は、アドバイザリーサービスの12.0%増、税務サービスの11.6%増、監査サービスの6.4%増といった成長に支えられ、前年比9.6%の増益となりました。米国における9.4%の成長は非監査部門における二桁の成長によってもたらされています。その他のアメリカ地域では、ブラジルが12.7%増、メキシコが8.8%増とそれぞれ成長しています。
  • アジア太平洋地域では、FY15と比べて力強い成長を見せ、前年の8.2%増から今年度は9.8%の増収となっていますが、これはアドバイザリー部門における20.7%という非常に高い成長によってもたらされたものです。国別ではオーストラリアが二桁の成長、日本が13.3%、韓国が9.4%、中国が9.2%と、前年に比べ大きく成長しています。
  • 欧州・中東・アフリカ地域(インドを含む)においては、ビジネス環境の改善と課題を反映し、前年の4.0%増から、今年度は6.0%増となりました。この地域では、アドバイザリーサービスが8.7%という大きな成長を遂げたことが、地域の業績に貢献しました。また、インドの18.6%増、中東および南アジア(MESA)の10.7%増、アイルランドの8.6%増な ど、多くのメンバーファームにおいても力強い成長を示しています。

監査、税務、アドバイザリーでの成長

  • 監査
    監査部門の総収入は101.2億米ドルで4.5%の成長を遂げました。これは6.1%増であった昨年の高い業績の上に積み重ねられたものです。KPMGのメンバーファームはEU監査改革の初年度を迎えた欧州をはじめ、世界中で多くの重要な監査契約を獲得しています。
    ビーマイヤー会長は、「監査品質に対して絶え間なく力を注いでおり、新しい監査技術に対し複数年で数億ドルの投資プログラムを実施している。これらの技術により、クライアントのビジネスに潜むリスクに対して深い洞察に基づいたアドバイスを提供することが可能となっている。これに加えて、認識処理およびKPMG の監査プロフェッショナルのデータ分析スキル向上に対して行っている投資は、我々が提供する業務の信頼性を一層高めている。」と述べています。
  • 税務
    アジア太平洋地域の11.1%の成長に支えられ、税務サービスの業務収入は、前年比8.8%増の55.6億ドルとなりました。これは、3地域における税務コンプライアンス、国際業務およびM&A関連業務に対する高い需要によってもたらされたものです。
    ビーマイヤー会長はこれについて、以下のように述べています。
    「相互連関が進むビジネス世界において、クライアントに提供する税務業務は、ますます重要かつ複雑となっている。そのため、クライアントは、複数の管轄地域にわたる税務コンプライアンス、間接税、出入国管理業務、そして多国間に及ぶサプライチェーンに関する税務上の影響などのアドバイスを求めている。KPMGのプロフェッショナルは、クライアントが納めている税金を世界中の利害関係者に対して最も効果的に伝えるにはどのようにすればいいのかについて、今まで以上に助言を行っている。また、倫理的な納税規範についての議論も、政府、納税者、プロのアドバイザーらも交えながら議論を先導している。」
  • アドバイザリー
    KPMGのアドバイザリー業務収入は、世界有数の企業に対する信頼できるアドバイザーとしてイノベーションに注力してきた実績が反映されています。アドバイザリーサービスの業務収入の合計は、前年比11.5%増の97.4億ドルに達し、2015年度の9.2%増から伸長しました。アドバイザリーの3分野それぞれにおいて、前年に比べ大きく成長しています。
    • マネジメントコンサルティングサービスは16.3%の成長を示しました。この要因としては、テクノロジーによるトランスフォーメーションに係る業務の需要増があげられます。
    • 財務リスク規制マネジメント、ITアドバイザリーサービスおよびフォレンジックサービスを含むリクスコンサルティングの分野では10.2%の成長を遂げました。
    • 買収および訴訟に係る業務でKPMGがクライアントの価値向上を支援したことなどが寄与し、ディールアドバイザリーサービスが12.1%の成長を遂げました。
    • グローバル戦略グループがアドバイザリー部門全体の成長に寄与しました。

将来的な成長への投資

KPMGは、特にデータアナリティクス、サイバーセキュリティ、デジタルレイバー、監査等の分野に焦点を当て、新たなサービス、テクノロジーの導入、提携や買収等に対して今後3年間に25億米ドルの投資を計画しています。これらの投資は過去最大の投資であり、今後KPMGのビジネスモデルとテクノロジーの能力に変革をもたらすものと考えています。

選ばれるファーム

KPMGでは2016年度も継続して長期的な施策である「優秀な人材から選ばれるファーム」を掲げています。今年は新卒・既卒を含め37,000名、外部から採用したパートナー300名、KPMG内部で新たに昇進した600名のパートナーを迎え入れました。その結果、全世界で8%を超える増加となる189,000名の人員を擁することになり、過去最大の陣容となりました。

KPMGの受容性のあるカルチャーは、クライアントから求められる技能、経歴、経験、意見など多様性を持ったチームづくりに寄与しています。また、ジェンダーのバランスがとれたグローバル・マネジメント・チームにより、我々の受容性と多様性の戦略は、目標の達成に向けて着実に進んでいます。

ビーマイヤー会長は、「KPMGは、高いパフォーマンスを持つ新規採用者に対し、卓越した経歴を築いていくための基盤を提供している。また、グローバル・モビリティー・アサイメント、共同作業、革新的な学習、受容性のあるカルチャーといったKPMGの特長が、クライアントから選ばれるファームとしてのスキルを持った多面的な専門性を有する組織を創り上げている」と、述べています。

2016年度のハイライト

  • KPMGのメンバーファームは、Global Fortune 500企業のうち80%以上の企業に対してサービスを提供しています。
  • IBM、マイクロソフト、オラクルのなどのパートナーとKPMGのアライアンスは、世界のクライアントに、テクノロジーベースのサービスの幅を広げています。
  • KPMGはフォレスター・リサーチにより、情報セキュリティコンサルティングサービスのリーダーに選ばれました。また、現在の提供しているサービスとフォレスターWaveTMに関連する戦略において最も高い得点を獲得しました(情報セキュリティコンサルティングサービス、2016 Q1)。
  • KPMGは、生涯学習に対してコミットしています。今日まで、KPMGではKPMG’s Family For Literacy(KFFL)を通して世界中に約300万冊の本を贈っています。また、Enactus、One Young WorldおよびJunior Achievementなどに対しても支援しています。

※KPMGは国際年次報告書、およびトランスペアレンシーレポートを同時に発行しました。
※本リリースに掲載の財務情報は、KPMGインターナショナルの各メンバーファームの情報を合算した情報であり、プレゼンテーションのみを目的に作成されたものです。KPMGインターナショナルは、クライアントに対してサービスを提供しておらず、また収入も得ていません。
※人員数については常勤を対象に、会計年度内の平均人員数を記載しています。

KPMGメンバーファームの総収入

地域別収入(単位:億米ドル)

地域 2016年 2015年 現地通貨ベースの成長率(%) 米ドルベースの成長率(%)
アメリカ

100.2

93.4

9.6

7.3

アジア太平洋 40.6 37.9 9.8 7.1
欧州・中東・アフリカ 113.4 113.1 6.0 0.3
合計 254.2 244.4 8.0 4.0

ファンクション別収入(単位:億米ドル)

ファンクション 2016年 2015年 現地通貨ベースの成長率(%) 米ドルベースの成長率(%)
監査 101.2 100.3 4.5 0.9
税務 55.6 53.1 8.8 4.7
アドバイザリー 97.4 91.0 11.5 7.0
合計 254.2 244.4 8.0 4.0

KPMGインターナショナルについて

KPMGは、監査、税務、アドバイザリーサービスを提供するプロフェッショナルファームのグローバルネットワークです。世界152ヶ国のメンバーファームに189,000名のプロフェッショナルを擁し、サービスを提供しています。KPMGネットワークに属する独立した個々のメンバーファームは、スイスの組織体であるKPMG International Cooperative(“KPMG International”)に加盟しています。KPMGの各メンバーファームは法律上独立した別の組織体です。

KPMGジャパンについて

KPMGジャパンは、KPMGインターナショナルの日本におけるメンバーファームの総称であり、監査、税務、アドバイザリーの3つの分野にわたる7つのプロフェッショナルファームによって構成されています。クライアントが抱える経営課題に対して、各分野のプロフェッショナルが専門的知識やスキルを活かして連携し、またKPMGのグローバルネットワークも活用しながら、価値あるサービスを提供しています。日本におけるメンバーファームは以下のとおりです。
有限責任 あずさ監査法人、KPMG税理士法人、KPMGコンサルティング株式会社、株式会社KPMG FAS、KPMGあずさサステナビリティ株式会社、KPMGヘルスケアジャパン株式会社、KPMG社会保険労務士法人

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