IRSが宣誓機能を追加したFATCA登録システムの更新完了を公表

2018年8月1日、米国内国歳入庁(IRS)は、既存口座に係る宣誓、および定期的な宣誓プロセスを組み込むためのFATCA登録システムの更新完了を公表しました。

2018年8月1日、米国内国歳入庁(IRS)は、既存口座に係る宣誓、および定期的な宣誓プロセスを組み込むためのFATCA登録システムの更新完了を公表しました。

今回の更新によってFATCA登録システムに以下の機能が追加されています。

  • FATCA分類の選択肢更新
  • 既存口座に係る宣誓(COPA)
  • 定期的な宣誓


IRSの通達には、FATCA登録システムの説明、更新されたFATCA分類、および各分類に該当する外国金融機関(FFI)がCOPAと定期的な宣誓を実施する必要があるかどうかを示す一覧表が含まれています。


IRSは、すべての登録済FFIに対して、FATCAポータルにログインの上、FATCA分類を更新するべきであると勧告しました。FATCA宣誓が必要なFFIのみならず、宣誓が不要なFFI(報告モデル1FFI等)についても、宣誓に関する不必要な通知を今後受け取らないようにするために、FATCA分類を更新することを推奨しています。

執筆者

あずさ監査法人
金融事業部
マネジング・ディレクター 山崎 千春
マネジング・ディレクター 九里 隆吉

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