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M&A市場予測 2018:コンシューマー・マーケット

M&A市場予測 2018:コンシューマー・マーケット

世界の消費財、流通セクターにおけるM&A動向について、2018年の今後を展望します。

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コンシューマー・セクターは昨年に続き、再編と戦略的投資が目立つ年になると予想されます。過去に例を見ないほどの革新的変化と複雑さが進行するなかで、グローバルプレーヤーは2018年も引き続き、売上成長と健全な利益確保への追求を強めると考えられます。

『M&A市場予測』によれば、企業のM&Aへの投資需要(予想PERにより測定)は、2018年に一般消費財セクターで前年比8%増加し、一方で生活必需品セクターでは前年比7%増加すると予想しています。

企業のM&A成長のための投資余力は、一般消費財セクターでは今年17%増加し、生活必需品セクターでは12%増加すると予想しています。

出典:CapitalIQ 及びKPMGによる分析
12017年12月31日時点と2016年12月31日時点の比較
22017年12月31日~2018年12月31日と2016年12月31日~2017年12月31日の比較

 

コンシューマーM&Aグローバルヘッドのジェームス・マリーは、次のように述べています。「ユニリーバによる80億米ドルでのマーガリン事業のKKRへの売却や、ウィットブレッドによるコスタコーヒーのプレミア・インからの事業分離等に代表される、企業の一層の戦略的集中の動きによって、活発な取引は継続するでしょう。企業のバランスシートは健全で、資金調達にも追い風が吹く一方で、買い手は規律を持った投資判断を行っているものの、バリュエーションは過去12か月で徐々に上昇しています。

コンシューマー・リテール業界のトレンドに関して更に詳しくご覧になりたい場合は、KPMGの『Capturing new growthopportunities - Global Consumer and Retail M&A trends 2018』をご覧ください。

2017年レビュー

2017年のコンシューマー・セクターにおけるM&Aは、活発だった前年に引き続き堅調で、複数の大型案件が寄与して、全体として前年比6%増の9,326件でした。

一方で、取引総額は前年の6,400億米ドルから22%減の5,010億米ドルでした。これは投資需要が一般消費財では2%減少し、生活必需品では4%減少すると予想した、昨年の『M&A市場予測 2017年次レポート』とも合致しています。

過去10年間のグローバル・コンシューマー・セクターにおける案件数及び取引総額の推移

ジェームスは次のように述べています。「過去20年をみると、昨年が最も好調な年と言えるでしょう。特に欧州において、また案件数を考えた場合にそれが顕著です。欧州は、不確実な経済および消費者という状況の中で、案件数の点で引き続き最も活発な地域になりました。」

国別では米国、英国、ドイツの順で案件数が最も多く、その後にカナダとフランスが続いています。また、取引総額では、米国、イタリア、ロシアの順で高く、その後にフランスと中国が続いています。

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