「単一の取引から生じた資産及び負債に係る繰延税金(IAS第12号の改訂)」- IFRS-ICニュース
IFRS解釈指針委員会ニュース -「単一の取引から生じた資産及び負債に係る繰延税金(IAS第12号の改訂)」については、2021年5月最終基準が公表されました。
「単一の取引から生じた資産及び負債に係る繰延税金(IAS第12号の改訂)」については、2021年5月最終基準が公表されました。
Article Posted date
14 May 2021
関連基準
IAS第12号「法人所得税」
概要
本改訂の主なポイントは以下のとおりです。
- 企業がリースや廃棄義務などの取引(資産と負債の両方を認識する取引)に対する繰延税金をどのように会計処理すべきかを特定するために、IAS第12号「法人所得税」について狭い範囲での改訂を行っています。
- 本改訂によって、リースや廃棄義務などの取引に繰延税金に関する当初認識の免除規定が適用されないこと、及び企業がそのような取引に対して繰延税金を認識する必要があることが明確化されています。
- 本改訂は、2023年1月1日以後開始する事業年度に適用され、早期適用が認められています。
ステータス
最終基準公表時期
2021年5月7日公表済
最終基準の詳細は、ポイント解説速報:国際会計基準審議会、「単一の取引から生じた資産及び負債に係る繰延税金(IAS第12号の改訂)」を公表参照