特定の種類のデュアルカレンシー債の分類(IFRS第9号に関連) - IFRICニュース2018年9月 - アジェンダ却下確定

IFRS解釈指針委員会ニュース(2018年9月) - 特定の種類のデュアルカレンシー債の分類(IFRS第9号に関連)については、2018年9月のIFRS-IC会議で審議された内容を更新しています。

特定の種類のデュアルカレンシー債の分類(IFRS第9号に関連)については、2018年9月のIFRS-IC会議で審議された内容を更新しています。

関連IFRS

IFRS第9号「金融商品」

概要

元本と固定利息で異なる通貨建ての債券について、IFRS第9号適用のもとでの金融資産の分類はどうなるか。具体的には、ある通貨建の額面金額と別の通貨建の固定金利支払が行われる債券が、IFRS第9号4.1.2(b)及び4.1.2A(b)の「金融資産の契約条件により元本及び元本残高に対する利息の支払いのみであるキャッシュ・フローが所定の日に生じる」という要件(SPPI要件)を満たすかどうか。

ステータス

IFRS-ICの決定

IFRS-ICは、2018年9月のIFRS-IC会議で、次の通り指摘し、アジェンダに追加しないことを決定した。

  • アウトリーチを行った結果、当該金融商品は一般的なものではなく、この論点が実務に広く影響を及ぼすという証拠は得られなかった。

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