CIOサーベイから見えたデジタル経営時代のCIOの役割 | KPMG | JP

CIOサーベイから見えたデジタル経営時代のCIOの役割

CIOサーベイから見えたデジタル経営時代のCIOの役割

KPMGが、Harvey Nash社と合同で実施した、世界最大規模(世界86ヵ国、回答者数4,498名)のグローバルITリーダーを対象とした意識調査「Harvey Nash/KPMG2017年度CIO調査」の結果がまとまりました。

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今年の調査結果から、各企業のデジタル化への取組みは検討段階を経て、実行段階へシフトしていることが確認できたものの、基幹業務を劇的に変革するようなデジタルイノベーションには程遠く、試行錯誤を繰り返しながら小さな発見を積み重ねている状況であることが明らかになりました。また、大半の企業ではデジタル技術の導入は遅れ気味であり、この先も大いに改善の余地があることがうかがえます。
一方、企業における新たなデジタルソリューションの活用がテクノロジーの多様化・複雑化を引き起こし、その結果、CIO(チーフインフォメーションオフィサー、最高情報責任者)が直面するオペレーション上の優先課題にも変化が生じています。
デジタル化が進む中、CIOはデジタル化がもたらす新たな課題への対応と同時に、自社組織のイノベーションにおける主導的役割を担うことが求められています。
本稿では、「Harvey Nash/KPMG 2017年度CIO調査」の結果を元に、CIOやIT部門のリーダーの役割と優先課題について解説します。

ポイント

  • デジタル化は検討段階から実行段階へ移行したものの、試行錯誤を続けており、まだ十分な効果を得られていない状況である。
  • 新たなデジタルテクノロジーの活用が、企業の情報システムを多様化させITプロジェクトの複雑化・マルチベンダー化を加速させている。
  • 情報システムの一貫性・安定性の確保がCIOの最優先課題である。
  • デジタルイノベーションの全社的推進リーダーとしてCIOへの期待が高まっている。
  • テクノロジーと業務プロセスに明るいCIOの戦略的影響力は今後もますます高まる傾向にある。

内容

  1. デジタルオペレーション時代の幕開け
    1. デジタル化は実行フェーズへ
    2. 試行錯誤が続くデジタル化
    3. 多様化・複雑化が進むテクノロジー
  2. デジタル化に伴うCIO優先課題の変化
    1. CIOの直面する優先課題
    2. デジタル化の副作用としての一貫性・安定性の毀損
    3. 活用が進むデジタルレイバー
    4. イノベーションリーダーとしての役割
  3. ますます高まるCIOの戦略的影響力
  4. まとめ

執筆者

KPMG コンサルティング株式会社
IT Advisory
パートナー 松本 剛
シニアマネジャー 清水 智之

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