SECによるPCAOBの監査報告に関する基準の承認 | KPMG | JP

SECによるPCAOBの監査報告に関する基準の承認

SECによるPCAOBの監査報告に関する基準の承認

会計・監査ニュースフラッシュ - 2017年10月23日、SECがPCAOBの監査報告に関する基準を承認しました。この基準は、監査報告書に「監査上の重要な事項(CAM:Critical Audit Matters)」を記載すること等を求めるもので、早ければ、2019年6月30日以降に終了する事業年度の監査から当該要求が適用されます。

関連するコンテンツ

1.概要
SECは、2017年10月23日、PCAOB監査基準 AS3101「The Auditor's Report on an Audit of Financial Statements When the Auditor Expresses an Unqualified Opinion」を承認しました。本基準は、監査報告書に「監査上の重要な事項(CAM:Critical Audit Matters)」の記載を求めるもので、早ければ、2019年6月30日以降に終了する事業年度の監査から当該要求が適用されます。また、本基準は、監査報告書において、監査人の在任期間等を開示することも求めており、これらの要求は2017年12月期の監査より適用とされています。

2.CAMの定義
CAMとは、財務諸表監査において生じた事項のうち監査委員会に報告した(もしくは報告が求められる)事項で、財務諸表にとって重要な勘定または開示に関する事項で、かつ、監査において主観的又は複雑な判断を必要とするもの、とされています。

3.CAMについて監査報告書への記載が求められる事項

  • CAMの識別
  • CAMに該当すると判断した根拠の説明
  • CAMへの監査上の対応のあり方
  • CAMに関連する財務諸表の勘定または開示

4.適用
CAMの開示に関する要求は、大規模早期提出会社(large accelerated filer)に該当する場合、2019年6月30日以降に終了する事業年度の監査より適用されますが、その他の会社は2020年12月15日以降に終了する事業年度の監査より適用されます。

お問合せ

 

RFP(提案書依頼)

 

送信