デジタル新時代の企業業績管理 | KPMG | JP

デジタル新時代の企業業績管理

デジタル新時代の企業業績管理

経営環境の不確実性が増すなか、企業業績管理の重点は決算情報のような結果指標から見通しをはじめとする先行指標に移っています。

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これは以前から認知されていたものの、見通し管理を検討する際の情報の収集ルートが不明確ないしは収集されたデータ精度が不十分だったり、短期間で環境が変化する際にタイムリーに非財務数値と財務数値の連動が十分に検討しきれないといった状況が続いていましたが、昨今のデジタル化の進展により従来は不可能と思われていた分析が可能となり、業績管理が真の意味で経営の意思決定を支えるに値する状況になってきたと言えます。
本稿では、昨今の業績管理の潮流やデジタル新時代における先進テクノロジーの一部を紹介し、今後の企業業績管理の在り方を考察します。

ポイント

  • 不確実かつ変化の速い経営環境下では、企業は決算情報のような結果指標のみでは業績管理には不十分で、かつ外部の利害関係者からも質の高い見通し情報が求められている。
  • CEO(最高経営責任者)からのCFO(最高財務責任者)および経理財務部門に対する期待は、業績・価値向上に貢献できる高い協調性と知見を備えた企業のリーダー役である。
  • 従来から見通し管理の重要性は認識されてきたが、それを実現するために必要な情報基盤や各種仕組みが企業の実態とかけ離れていた。
  • 昨今のデジタル化の進展に伴い、従来は不可能ないしは多大な時間と労力を要するとされていた業績予測手法が抜本的に改革され、現場業務から財務情報まで一連の企業活動情報が非常に速いスピードで入手および分析が可能となっている。
  • 今後、CFOおよび経理財務部門は常に先進的な取組みを吸収し、価値ある情報を競争優位性に変えることができるかが問われている。

内容

  1. 企業業績管理を巡る潮流
    1. 全体把握の困難性
    2. 経営層が期待する情報提供
  2. 企業業績管理の実態
    1. 業績管理の全体像
    2. テクノロジーに関する課題
    3. オペレーションに関する課題
  3. デジタル新時代の業績管理テクノロジー
    1. インメモリー型のアプリケーションによる高速処理
    2. クラウドコンピューティングの新たな導入方法
    3. 財務情報と非財務情報の連動
  4. デジタル新時代の企業業績管理とは
    1. 求められるBig Ask(経営者視点)、 Big Value(企業価値最大化)
    2. Integrated Business Planning(統合業績管理)
    3. CFOおよび経理財務部門に求められる企業活動全般のスキル

執筆者

KPMG コンサルティング株式会社
フィナンシャルマネジメント
パートナー 後藤 友彰

マネジメントコンサルティング

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