経営管理の新潮流 ソフトコントロールと経営監査

経営管理の新潮流 ソフトコントロールと経営監査

社内外の経営環境の変化やグローバル競争の激化に直面し、企業の経営執行上の課題は増すばかりです。そのような環境下においても、企業はステークホルダーに対する価値を向上し続けることが求められます。企業価値の向上のために、まず検討されるのは事業活動における取組みですが、一方で、経営管理についても見落としてはなりません。

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本稿では、企業価値向上に資する経営管理手法として、経営管理そのものを支えるソフトコントロール、および企業全体を大局的に見る視点を取り入れた内部監査の重要性、効果について、解説します。

ポイント

  • ソフトコントロールとは、組織風土や、従業員の心理・意識・行動原理などの目に見えない内部統制のことである。ハードコントロール(社内規程やマニュアル、内部監査/モニタリングなど)の実効性を支える重要なものであり、企業価値向上のために最適な状態を維持することが必要である。
  • 海外企業では、内部監査部門の役割が、準拠性監査や業務プロセス監査から経営に資する監査へと変化しているが、国内企業についてはそうした動きが限定的である。日本企業も企業価値向上に資する経営監査の実現へ舵を取るべきである。
  • 企業価値向上を推進するうえで、事業活動に注力しがちであるが、自社に適したソフトコントロールや内部監査といった経営管理を有効に機能させることも、重要である。

内容

  1. 企業価値向上に寄与する2つの経営管理
  2. 内部統制の新潮流
    1. ハードコントロールとソフトコントロールに分類
    2. ソフトコントロールとは
    3. KPMGのソフトコントロールモデル
    4. 最適なソフトコントロール水準が提供する企業価値
  3. 内部監査の高度化
    1. 保証機能から助言提供機能の実践
    2. 内部監査に関するグローバル調査結果
    3. 経営監査が提供する企業価値
  4. 終わりに

執筆者

KPMGコンサルティング株式会社
マネジャー 北島 雄
シニアコンサルタント 小杉 洋介
シニアコンサルタント 平田 篤子

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