破壊、そして成長へ - グローバルCEO調査2017 日本の特徴

KPMGジャパンでは、3回目となる「KPMGグローバルCEO調査」から見えた日本のCEOの特徴を、前回の調査からの意識変化およびグローバルCEOとの差異の観点から分析しました。

KPMGジャパンでは、3回目となる「KPMGグローバルCEO調査」から見えた日本のCEOの特徴を、前回の調査からの意識変化およびグローバルCEOとの差異の観点から分析しました。

概要

日本からは売上高100億米ドル以上、自動車、消費財・小売、製造、製薬、金融などの11の業界の大企業を中心に100人のCEOから回答を得ています。


今回の主な特徴:

  • 破壊的テクノロジーに対する意識の向上、および対応への懸念の大きさ
  • 世界経済の成長見通しに対する悲観と、地政学的リスクに対する懸念の大きさ

詳細については、PDFファイル(237KB)をご参照ください。
※「ダウンロードPDF」ボタンからでも、ダウンロードいただけます。

破壊に対する挑戦

日本のCEOの9割近くは「今後3年間で、技術イノベーションにより自社の業界に大きな破壊が起きると予想する」と回答しました。これは全調査回答者(以降、「全体」)の結果を大きく上回りました。

破壊に関するCEOの見解:「今後3年間で、技術イノベーションにより自社の業界に大きな破壊が起きると予想する」

破壊に関するCEOの見解:「今後3年間で、技術イノベーションにより自社の業界に大きな破壊が起きると予想する」

一方、日本のCEOの8割は「自社が最新テクノロジーに追随できていない」ことを懸念事項として挙げており、全体の結果を上回りました。

破壊に関するCEOの懸念事項:「自社が最新テクノロジーに追随できていないこと」

破壊に関するCEOの懸念事項:「自社が最新テクノロジーに追随できていないこと」

自信を妨げる不確実性

今後3年間における自国の成長見通し、および自社の成長見通しについては比較的前向きな結果が表れた一方、世界経済および自社の業界の成長見通しについて「自信がある」と回答した日本のCEOはそれぞれ21%と41%で、 2016年の調査時の結果から極端に下降しています。

今後3年間の成長見通し

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