IAISが「グループコーポレートガバナンスのアプリケーション・ペーパー」の意見募集

IAISが「グループコーポレートガバナンスのアプリケーション・ペーパー」の意見募集

2017年3月3日、保険監督者国際機構(IAIS)は、グループコーポレートガバナンスに関するアプリケーション・ペーパーのコンサルテーションを開始しました。意見募集の締切は2017年4月3日となっています。

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アプリケーション・ペーパーの目的

このアプリケーション・ペーパーは以下を目的としています。
1)保険グループのガバナンスにおける特有の課題に対し、どのように対処すべきかという監督上のグッドプラクティスや事例を提供する。
2)保険グループのガバナンスフレームワークの評価方法についての一般的な見解を示す。
3)様々な国/地域にわたる監督手法および監督組織の範囲に適用可能な勧告を行う。なお、このペーパーは全ての保険グループに関連するが、特に国際的に活動する保険グループ(IAIGs)の監督に役立つ。
4)保険グループは監督に特有の課題をもたらすため、このペーパーは監督者が取り得るガイダンスを提供し、グループガバナンスに対する効果的な監督に寄与する。
5)以下の点について、グループガバナンスのグッドプラクティスを提供する。

  • コーポレートガバナンスフレームワーク、取締役会の構成、およびグループの親会社の取締役会と保険子会社レベルの取締役会の間での管理責任の配分の監督(ICP7)
  • リスク管理機能と保険グループ内の統制機能間のレポーティングラインの監督(ICP8)
  • グループレベルの監督者と他の関係する監督者間の責任分担(ICP23)
  • 保険グループに関係する監督者間の協力および協調(ICP25)

なお、このペーパーは既存のグループガバナンスの原則、基準およびガイダンスについて、実務適用上の情報を提供するものであり、新たな基準を提供するものではありません。

イシュー・ペーパーとの関係および基礎情報

このペーパーは2014年10月にIAISが公表したコーポレートガバナンスと統制機能における影響に関するイシュー・ペーパーでの結論に基づいており、イシュー・ペーパーで特定した保険グループが直面する次の5つの領域に関する課題について、監督上の対応とベストプラクティスを提供しています。

  • 目的と戦略の設定
  • 監視と管理責任の配分
  • 方針とプロセス
  • リスク管理とコンプライアンス
  • 統制機能


イシュー・ペーパーではグループガバナンスには集中型と分散型の2つのアプローチがあることを示し、いずれのアプローチも課題があるものの、効果的なガバナンスに繋がることを説明しています。今回のアプリケーション・ペーパーでは、各々のアプローチに対して適切かつ固有の監督のプラクティスを示しています。
また、このアプリケーション・ペーパーは、2016年3月にIAISが実施したサーベイの結果を活用しており、このサーベイでは28の国/地域から、グループガバナンスに関する監督上のプラクティスについて回答を得ています。

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