第3回 コンプライアンスからみた就業規則 | KPMG | JP

第3回 コンプライアンスからみた就業規則

第3回 コンプライアンスからみた就業規則

タイ子会社管理の基礎知識 - グローバルビジネスの拡大に伴って、海外子会社におけるコンプライアンス・リスクも増大し、コンプライアンスについての取組みの必要性が高まっています。しかし、日本本社で作成した画一的なグループポリシーや制度を、そのまま各海外子会社に適用することは、コンプライアンスを徹底させるうえで十分とは言えないかもしれません。

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タイ子会社における取組みを形式的なものとせず、日系企業として求められる水準を確保することが課題となります。この実現においては、コンプライアンスに対する認識や制度について、日本人とタイ人の間には共通理解が存在しないことを前提とした、適切な制度設計と丁寧な説明が求められます。
「タイ子会社管理の基礎知識」第3回は、タイ労働省労働福祉保護局による就業規則雛形を紹介しながら、コンプライアンスにおける就業規則の意義と重要性、および周辺の社内規程との関係を整理します。

ポイント

  • 一般的なタイ人にとって、「コンプライアンス」とは「法令遵守」に留まるもので、コンプライアンス違反によって生じるリスクも、それほど大きいものとは認識されていない。
  • タイ人が「コンプライアンスを規定するもの」と理解している就業規則は、「手続」「趣旨」「概念」の3点から、コンプライアンスを徹底するうえで十分なものとは言えない。
  • 一方、コンプライアンスに関係する社内規程に実効性を持たせるためには、就業規則を無視することもできない。早い段階で、グループとして必要な内容が就業規則に網羅されているか、レビューすることが望ましい。

内容

  1. コンプライアンスに対する日本人とタイ人の認識ギャップ
  2. コンプライアンスからみた就業規則
    1. 「就業規則」における「規律」
    2. 「規律」とコンプライアンス関連規程との関係
  3. 「不服申立」と「内部通報」の違い
  4. コンプライアンス徹底に向けて

執筆者

KPMG コンサルティング株式会社
マネジャー 吉田 崇
コンサルタント Ingcanuntavaree Ratanachote

タイ子会社管理の基礎知識

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