IFRSに対応する管理会計のグランドデザイン | KPMG | JP

IFRSに対応する管理会計のグランドデザイン

IFRSに対応する管理会計のグランドデザイン

IFRS導入後、あるいは準備中の企業から、管理会計においてもIFRSをベースに統一したいが、どのように対処すべきであるか?との質問をよく受けます。

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具体的には、以下のようなことで悩まれているケースが多いと想定されます。

  • 業績管理や予算管理をIFRSで統一する必要があるのか?
  • IFRSで元帳に記帳する必要があるのか?それはなぜか?
  • 業務システム、会計システム、EPM(またはCPM)ツール等の大幅な改善が必要か?
  • 最低限の対応で済ますなら、何を検討すれば良いのか?

本稿では、IFRS導入の際に、管理会計への対応の検討のポイントについて解説します。

ポイント

  • 経営管理としての求める財管一致のレベルの強弱が、管理会計のIFRSの対応パスに大きな影響を与える。
  • どの組織レイヤーまでIFRSベースで統一するかは、具体的に何と何の指標を業績評価として比較したいのか?による。比較しないなら、統一する必要はない。
  • 経営管理レポートでの比較の詳細度のレベルが、 収集すべきデータのタイミングや粒度を決定する。それに適するデータフローおよび経営管理インフラを構築すべきである。
  • 現在の経営管理インフラが脆弱、またIFRS導入を機に経営管理インフラを高度化したいのであれば、基幹システムの刷新やEPMツールの導入も含めて検討すべきである。
  • IFRSの制度対応で主要な会計基準差異が特定された時点で、管理会計の対応レベルを検討することが必要である。

内容

  1. IFRSに対応する管理会計とは
    1. IFRS導入後の管理/制度会計の数値
    2. 管理会計のIFRSベースの統一の検討ステップ
  2. A)業績と予算への影響の評価(インパクトの評価)
    1. 現状把握
    2. 影響分析
    3. 方向性決定
  3. B)運用コンセプトの明確化(求める管理会計水準)
    1. 概要
    2. 管理レベルの影響
    3. 全体方針の決定
  4. C)実現手段の検討(デザインと設計)
    1. 実現手段を検討するにあたって
    2. 業務・システム実装上の主要な論点
  5. 管理会計のIFRSベースの統一の全体像を検討するには
    1. 求める財管一致のレベル
    2. 管理会計のIFRSベースへの統一のパス
    3. グランドスケジュールの検討
  6. 終わりに

執筆者

有限責任 あずさ監査法人
アカウンティングアドバイザリーサービス
パートナー 鳥生 裕

IT監査部
パートナー 清水 多賀雄

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