技術面から見たブロックチェーンの活かし方 | KPMG | JP

技術面から見たブロックチェーンの活かし方

技術面から見たブロックチェーンの活かし方

ビットコインの中核技術として誕生したブロックチェーンは、これまで中央集権的に行われていた台帳管理を参加者内に分散して管理することにより、管理コストを抑えつつ情報改ざんリスクを減らすことができるため、今やFinTechを含む金融業界のみならず、各業界・領域での適用が見込まれるようになりました。

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2008年に誕生した当技術は今や世界のいたるところで導入に向けた実証実験が行われており、日本においても過熱ぶりはすさまじく、経済産業省は国内の潜在的な市場規模を67兆円と予測しています。このドラスティックな動きは、ブロックチェーンがこれまでの信頼性担保、すなわち「取引相手を信用する仕組み」を一新する可能性があり、従来の社会システムを大きく変容させる発明であると目されていることによるものです。
本稿ではブロックチェーンの本質、および適用可能性について具体例を交えて示すとともに、急速に展開するブロックチェーンに対して各企業はどのように対応するべきか解説します。

ポイント

  • ブロックチェーンには利用観点から「パブリック」「プライベート」「コンソーシアム」の3つの分類があり、それぞれ仕組みが異なるものである。
  • ブロックチェーンは国家レベルでの利用や金融業界に限ったことではなく、取引を証明したい場面では企業単位で使用することが可能である。
  • ブロックチェーンを既存技術と比較することで技術面から的確に捉え、適材適所で利用するとともに、新たな技術との組み合わせに積極的に行うことが成功の要諦である。

内容

  1. 注目されるブロックチェーン
  2. なにが変わるのか
  3. 業界動向
    1. 業界団体
    2. 行政
  4. 要素技術
    1. 改ざんが困難な仕組み:ハッシュ値のチェーン
    2. 管理者がいなくてもよい仕組み1:コンセンサスアルゴリズム
    3. 管理者がいなくてもよい仕組み2:スマートコントラクト
    4. 耐障害性が高い仕組み:分散型管理台帳
  5. ブロックチェーンの分類
    1. パブリック型ブロックチェーン
    2. プライベート型ブロックチェーン
    3. コンソーシアム型ブロックチェーン
  6. ブロックチェーンへの接し方
    1. ブロックチェーンの価値の理解
    2. エンタープライズ用途での比較検討
    3. 組織としての使い分け
    4. ブロックチェーンの機能補完
    5. 使ってみる
  7. 今後の展開
    1. 適用領域例
    2. 適用アイデア
  8. おわりに

執筆者

KPMGコンサルティング株式会社
Data & Analytics
マネジャー 宮原 進

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