アーキテクチャから考えるIoT活用の勘所と導入アプローチ | KPMG | JP

アーキテクチャから考えるIoT活用の勘所と導入アプローチ

アーキテクチャから考えるIoT活用の勘所と導入アプローチ

IoTというキーワードが世の中で騒がれ始めてから、一定の期間が経過しています。GEの提唱するインダストリアル・インターネットやPredix(GEが独自開発したIoT分析基盤)を用いたビジネスは、IoTの1つの成功事例と言えますが、多くの企業がIoTの恩恵を受けているかというと、そのような状況ではないのではないでしょか。

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IoTを活用したビジネスを実践するにあたっては、テクノロジーを理解したうえで、スモールスタートで先ず始めてみることが重要です。本稿では、IoTでビジネスを変革していくにあっての勘所を、事例を交えて考察し、IoTを構成するデジタルテクノロジーをフレームワーク化して解説します。そのうえで、オープンソースソフトウェアやクラウド技術を活用したスモールスタートアプローチにも言及します。

ポイント

  • IoTをビジネス活用するためには、センサーなどの各種データソースより断続的に生成される超大量のデータを収集・蓄積・分析・可視化していくことが求められるが、これは従来の企業システムとは一線を画した先端テクノロジーにより実現されるものである。IoTをビジネスで活用していくためには、これらのアーキテクチャとその特性の理解が必要不可欠である。
  • IoT時代におけるシステムは、従来型の「システムはコストセンターであり、業務効率化第一」という発想とは異なる、世の中・市場を変えていくための「戦略的な位置付けのシステム」へと立ち位置を変えていくことになる。IoTを用いたビジネス戦略を立案するためには、IoTを構成するテクノロジーの特性を理解したうえで、IT活用に対する発想の転換を図る必要がある。
  • IoTを構成するテクノロジーは、現時点では、まだ成熟しているとは言えない。IoTを活用し、業界の中で一定のシェアを勝ち得るためには、テクノロジーの成熟を待つのではなく、先駆者的にテクノロジー領域とともにビジネスを成熟させることが重要である。そうすることにより、新規ビジネス領域に自社のルールを敷くことが可能となる。
  • まずはスモールスタートで始めてみる。そのためにはIoTアーキテクチャに求められるテクノロジーを理解し、KPIを定め、ビジネスをスケールさせていくことが重要。

内容

  1. IoTオーバービュー
    1. ネット社会の変遷
    2. IoTがもたらすビジネス上の価値の考え方
    3. IoTのキーテクノロジー
  2. 企業がIoTに取り組むにあたっての観点
    1. 発想の転換の重要性
    2. コト的発想による革新
  3. 事例にみるIoTによるビジネス革新の勘所
    1. 事例1:GE 1%の力
    2. 事例2:LAエクスプレスパーク
  4. IoTテクノロジーフレームワーク
    1. IoTのテクノロジーフレームワーク
  5. IoT導入アプローチ
    1. ラムダアーキテクチャ
    2. スモールスタートで始めるIoT
  6. おわりに

執筆者

KPMG コンサルティング株式会社
Data & Analytics
シニアマネジャー 山本 直人

マネジメントコンサルティング

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