グローバル製造業の展望「KPMG GMO 2016調査結果分析」から見えてくる、国内製造業企業の課題と方向性 | KPMG | JP

グローバル製造業の展望「日本の製造業の現状 - KPMG GMO 2016調査結果分析」から見えてくる、国内製造業企業の課題と方向性

グローバル製造業の展望「KPMG GMO 2016調査結果分析」から見えてくる、国内製造業企業の課題と方向性

近年、日本の製造業のプレゼンスが低下してきています。電子製品や中間財など強みがある分野もあるものの、世界の主要市場に日本製品が溢れるかつてのプレゼンスとは程遠い状況です。 このような状況は、グローバル化や製品ライフサイクルの短期化が矢継ぎ早に起こる市場環境にあって、日本企業が得意とするリニアな成長環境での成功体験から自らの戦い方の革新が遅れたがゆえに発生しました。

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そして今後は、グローバル化やライフサイクルの短期化に加えて、製品からサービスへのシフトや新技術の台頭など、市場に大きな変動がもたらされることが見込まれています。
KPMGは、KPMGインターナショナルの依頼のもとForbesが2016年の年初に世界各地の航空宇宙・防衛、自動車、コングロマリット、医療機器、工学・工業製品、金属業界のシニアエグゼクティブ360名を対象に実施した調査と、KPMGインターナショナルによる主要メーカーに対する一連のインタビューを通じて、製造業を取り巻く環境について分析を行い、「グローバル製造業の展望2016」(GMO)をリリースしました。
本稿では「グローバル製造業の展望2016」の中でも、特に日本の製造業に焦点を当てることにより、日本の製造業を取り巻く市場環境、各企業が直面している課題を考察するとともに、KPMGグループの経験・知見から解決方向性についても提示します。

ポイント

  • 日本・海外の製造業企業は両者とも、新技術に対して期待と警戒心を抱きつつ、これに備えて強い投資意欲を示している。
  • しかし、日本の製造業企業は海外の製造業企業と比較して将来へのビジョンが不明瞭であり、リーダーおよび現場のキー人材不足にいまだ課題を抱えていることに加え、外部資源の活用に対して躊躇している状況である。
  • これらを打破するために、下記が重要である。
    • これまでの日本の製造業企業がとってきたリニアなアプローチからの転換。
    • サード・パーティーを活用することで新たな技術を取り入れるにはパートナー発掘のネットワーキング構築が必要となるため、技術で渡り合える人材に対し新しい技術に触れる機会と交渉できるだけの権限を付与することにより、発掘に集中できる体制を構築。
  • そのためには、M&Aなどで海外企業を買収した際などに、対象企業のマネジメントスタイルを取り込むぐらいの大胆な意思決定も求められる。

内容

  1. 日本の製造業を取り巻く環境
  2. 国内製造業の姿勢
    1. 成長への投資意欲
    2. 成長への姿勢
    3. 成長への体制
  3. 国内製造業の方向性

執筆者

株式会社 KPMG FAS
ストラテジーグループ
マネジャー 山口 剛史

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