IPO Monthly Report (2016年9月) | KPMG | JP
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IPO Monthly Report (2016年9月)

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2016年9月のIPO市場の動向をまとめたレポートをお届けします。

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目次

  1. IPO社数と月別推移
  2. IPOカレンダー(9月)
  3. 月間IPO概況
  4. 月間新規上場会社概要

≪参考≫IPOデータ

新規上場会社売上高の推移

新規上場会社経常利益の推移

新規上場会社資金調達額の推移

新規上場会社初値時価総額の推移

月間IPO概況

2016年9月の月間新規上場会社数は、前年同月比4社増の10社となりました。これで、2016年1~9月の新規上場会社数は56社(前年比6社減)となりました。

9月の株式市場は、日経平均株価が、月間で約438円(約2.6%)下落しました。米国の大統領選挙を控え、米国内の製造業への配慮からドル高に神経質にならざるを得ない展開のなか、米国FRB(連邦準備理事会)が利上げが見送ったことから、ドル円相場は、一時、100円台後半まで円高ドル安が進みました。他方で、米国株式市場が堅調に推移するなか、中国の景気回復の裾野が広がりつつ指標が示されたことなどを受けて、原油価格が上昇し、機関投資家のリスク許容度が高まりました。日銀は、9月21日に異次元緩和の「総括的な検証」を行い、「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」という新たな政策の枠組みを決定するも日経平均株価は引き続き、方向感が定まらない展開となりました。月末には、米国司法省がドイツ銀行によるモーゲージ担保証券の不正販売に対して、巨額の制裁金支払いを求めたことから金融関連セクター中心に波乱の展開もみられました。

そのような市場環境のなか、10社の新規上場が行われました。まず、9/2、マザーズに上場したベイカレント・コンサルティングは、企業の戦略立案から課題解決・実行までをワンストップで展開しています。主に3つのサービスを各業界の大手企業を中心に提供しており、2016年2月期での売上構成比は、経営戦略の立案等を行う戦略・ビジネスプロセスコンサルティングが約22%、情報システムの導入支援などを行うITコンサルティングが約51%、情報システムの開発などを行うシステムインテグレーションが約27%となっています。こちらの初値は公募価格を約6.5%下回りました。次に、9/14、マザーズに上場したカナミックネットワークは、医療・介護事業者に対し、多職種連携を可能とする医療介護情報の共有プラットフォーム、介護業務管理システムなどのクラウドサービスを展開しています。こちらの初値は公募価格を約186.7%上回りました。さらに、9/14、マザーズに上場した串カツ田中は、串カツ居酒屋「串カツ田中」を関東圏を中心に展開しています。直営店の成功事例を分析し、経営数値や店舗運営の標準化、独自材料の仕入れによる調理工程の単純化などをパッケージ化し、フランチャイズ方式による多店舗展開を行い、平成28年7月末時点で120店舗を展開しています。こちらの初値は公募価格を約13.5%上回りました。最後に、9/27、マザーズに上場したシルバーエッグ・テクノロジーは、人工知能技術を強みとするレコメンドエンジンがリアルタイムにユーザー動向を分析し、パーソナライズした広告などをECサイト運営企業などに提供しています。こちらの初値は公募価格を約191.3%上回りました。

IPO Monthly Report

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