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仮想知的労働者(Digital Labor・RPA)の日本企業への導入による今後のホワイトカラー業務の姿

仮想知的労働者(Digital Labor・RPA)の日本企業への導入による今後のホワイトカラー業務の姿

前回のKPMG Insight(2016年3月号vol.17)では、RPAの歴史、RPAの3つの段階、RPAがもたらす変革をマクロな観点から紹介しました。このなかでRPAの段階1に関しては、オフショアでのシェアードサービス・アウトソーシングが成熟している欧米市場において、さらなる改善を実現するための新たな概念として着実に普及しています。

執筆者

パートナー デジタルレイバー&トランスフォーメーション統括

KPMGコンサルティング

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とくに事務処理業務を中心に、大きな改善効果を創出している事例は少なくありません。一方、日本市場の場合、少子高齢化に伴う労働人口減少問題の解決の糸口に、また疲弊している現場の従業員を定型作業から解放し、高度な業務へシフトさせる可能性を秘めています。

本稿では、RPAの段階1に焦点を当て、これまでの自動化・システム化と比較した際の特徴、詳細な導入アプローチ、日本市場における導入事例を踏まえ、効果および留意点を具体的に解説します。

ポイント

  • RPA(段階1)はこれまでの自動化の取組みでカバーできなかった業務(たとえば、入力作業等)をカバーし、相対的に低いコストと短期間で導入可能である。
  • 段階1の導入の肝は、パイロット実施を通じた検証を行い自社業務への適用範囲や導入時の障壁等をクイックに理解することと、RPAを推進・運用する組織、人材を含めたガバナンス体制を設計、構築することである。
  • 段階1が及ぼす改善効果の範囲は、会社の業務、人材およびIT資産等多岐にわたる。
  • 段階1の適用は他の業務改革案件と同様に、マネジメントのリーダーシップ、チェンジナビゲーション・チェンジマネジメントは不可欠である。
  • 段階1導入後のRPA推進・運用に関するガバナンス体制について、人材管理やナレッジ管理等の今後強化すべき機能を踏まえて設計、構築することにより持続的な効果を創出することができる。

内容

  1. RPA(段階1)とは
    1. RPA(段階1)の定義
    2. これまでの自動化との違い
  2. RPAの導入アプローチ
    1. パイロット効果検証
    2-1. クイック導入
    2-2. 改革領域識別
    3-1. RPA本格導入
    3-2. 将来像の定義
    4. 将来像の導入/定着化
  3. 段階1適用事例
    1. 経理・財務業務への適用事例
  4. 導入効果および留意点
    1. 導入効果
    2. 留意点
  5. おわりに

執筆者

KPMGコンサルティング株式会社
SSOA(シェアードサービス・アウトソーシング・アドバイザリー)
パートナー 田中 淳一
ディレクター 田邊 智康
マネジャー 張 駿宇
マネジャー 福田 尚冬
マネジャー 森本 丈也

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