IPO Monthly Report (2016年6月) | KPMG | JP

IPO Monthly Report (2016年6月)

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2016年6月のIPO市場の動向をまとめたレポートをお届けします。

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目次

  1. IPO社数と月別推移
  2. IPOカレンダー(6月)
  3. 月間IPO概況
  4. 月間新規上場会社概要

≪参考≫IPOデータ

新規上場会社売上高の推移

新規上場会社経常利益の推移

新規上場会社資金調達額の推移

新規上場会社初値時価総額の推移

月間IPO概況

2016年6月の月間新規上場会社数は、前年同月比2社増の12社となりました。これで、2016年1~6月の新規上場会社数は40社(前年比3社減)となりました。

6月の株式市場は、日経平均株価が、月間で約1,659円(約9.6%)下落しました。月初には、消費税の引き上げを2年半再延期する閣議決定がなされ、日本の財政健全化への不信感が強まる場面もありました。また、英国の国民投票の結果、EUからの離脱が決定したことで、欧州の政治・経済の先行きに不透明感が強まり、世界的に株価が急落するなどリスクオフの流れが加速しました。ドル円相場は、安全資産への資金シフトにより、一時100円を割る場面もみられました。円高急進を受け、日本企業の収益悪化懸念が強まり、日経平均株価は大幅に下落しました。

そのような市場環境のなか、12社の新規上場が行われました。まず、6/16、マザーズに上場した農業総合研究所は、農家の直売所事業として、同社や業務委託先が運営する集荷場で登録された生産者から農産物を集荷し、原則翌日にスーパーマーケット等の小売店の直売所コーナーで販売しています。スーパー等との契約に応じて委託販売システムの提供と、卸販売に分けられ、登録生産者から農産物を買取し、委託販売する買取委託販売も行っています。こちらの初値は公募価格を約78.1%上回りました。次に、6/21、マザーズに上場したストライクは、全国の中堅・中小企業を主な対象としてM&Aの仲介業務等を展開しています。自社で構築した国内初のM&A仲介マッチングサイト「M&A市場SMART」を活用し、特定の業種に偏ることなく、相手先企業を効率的に探索、異業種間のM&Aの仲介も行っています。社員には公認会計士や税理士等の資格保有者が多く、営業一人あたりの高い成約組数を誇っています。こちらの初値は公募価格を約125.9%上回りました。さらに、6/29、東証一部に上場したソラストは、同社と連結子会社2社から構成され、医療関連受託事業、介護・保険事業などを展開しています。医療機関を対象に医療事務関連業務、病院経営支援業務等を業務受託及び人材派遣により行っています。2016年3月期において、721の病院と契約取引があり、訪問介護、デイサービス等の介護関連の事業所を219施設、保育所13施設を運営しています。こちらの初値は公募価格を6.0%下回りました。最後に、6/29、東証一部に上場したコメダホールディングスは、同社と連結子会社1社から構成され、「珈琲所コメダ珈琲店」等のブランドで喫茶店のFC事業を展開しています。FCに対し、出店物件選定、店舗運営の指導、食資材の製造・卸売等を提供し、モデル店として直営店も展開しています。2016年4月末での店舗数は、発祥の中京エリアを中心に全国で689店舗になります。こちらの初値は公募価格を約4.7%下回りました。

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