権限設計を中心としたグローバルガバナンス再構築の勘所 | KPMG | JP
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権限設計を中心としたグローバルガバナンス再構築の勘所

権限設計を中心としたグローバルガバナンス再構築の勘所

近年、大型海外M&Aの増加などにより、グループ構造の大きな変化を伴うグローバル化への転換を迎えている企業が増えています。

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存在感が大きな新メンバー(買収企業およびその構成員)のグループへの参画を受け、いわゆる求心力と遠心力のバランスをどのように図るか、また、そのバランスをどのように実現するかは、このような動きのある企業にとって重要な課題と言えます。

課題対応に際しては、従来有効に機能していた考え方や仕組みの背景・根拠に何があり、そのうち何がどう影響を受けたのかに立ち返り考えてみると、対応のヒントを見出すことができます。

本稿では、日本本社と海外現地子会社との権限設計を中心に、グローバル化によるグループ構造の変化がもたらした影響や論点、およびその解決のための方向性について解説します。

ポイント

  • グループ構造の変化を伴うグローバル化の進展により、従来型のガバナンスの有効性に影響が生じており、再構築が迫られている。方向性としては日本本社から現地への一方向・支配型だけでなく、双方向協業型へのシフトが求められる傾向にある。
  • 再構築に際し、現地への権限委譲や本社と現地の協業のあり方は、グローバル戦略の実現促進の観点から検討するべきである。
  • グローバル戦略推進のための共通化すべき事項と現地に任せる事項は、機能別、事業別、地域別、拠点別等、きめ細やかに検討することが必要である。
  • 内外環境は常に変化しているため、最適化し続ける継続的な見直しが求められている。

内容

  1. 日本企業のグループ構造の変化
  2. 経営のグローバル化に関する課題認識
  3. 権限設計に関する課題と再構築に向けたポイント
  4. 継続的な評価と調整の必要性
  5. 権限設計の実効性を担保するための環境整備
  6. まとめ ~グローバルガバナンス構築への取組み姿勢~

執筆者

KPMGコンサルティング株式会社
ディレクター 山口 隆二

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