IPO Monthly Report (2016年3月) | KPMG | JP

IPO Monthly Report (2016年3月)

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2016年3月のIPO市場の動向をまとめたレポートをお届けします。

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目次

  1. IPO社数と月別推移
  2. IPOカレンダー(3月)
  3. 月間IPO概況
  4. 月間新規上場会社概要

≪参考≫IPOデータ

新規上場会社売上高の推移

新規上場会社経常利益の推移

新規上場会社資金調達額の推移

新規上場会社初値時価総額の推移
 

月間IPO概況

2016年3月の月間新規上場会社数は、前年同月比7社増の22社となりました。これで、2016年1~3月の新規上場会社数は23社(前年比2社増)となりました。なお、3月第3週(週間)の新規上場会社数は12社と集中し、2014年12月第3週(週間:14社)以来、1年3ヶ月ぶりのこととなりました。

3月の株式市場は、日経平均株価が、月間で約732円(約4.6%)上昇しました。長引く原油安や新興国の景気減速を背景とする世界的な信用縮小が懸念されるなか、原油価格相場の底入れ観測、中国における景気対策への一定の評価、欧州の欧州中央銀行の追加緩和策などが示されたことから、投資家心理の過度な不安の払拭につながり、年始からリスクポジションをとっていたヘッジファンド等の買戻しが活発になりました。また、国内では、決算期末が集中する3月末に向けて、ドル円相場が安定に推移したこともあり、日経平均株価は、月後半には17,000円台で推移する展開となりました。

そのような市場環境のなか、22社の新規上場が行われました。まず、3/2、マザーズに上場したバリューゴルフは、ゴルフのプレー予約のASPサービスやゴルフ場のプレー料金・割引クーポン等を掲載したフリーペーパー発行などのサービスを行うゴルフ事業と、主に求人やブライダル関連の情報誌発行会社等のクライアントから広告制作を受託する広告メディア事業、医療機関の特色や治療内容等の情報を発信する書籍の出版を行うメディカル事業を展開しています。こちらの初値は公募価格を約151.2%上回りました。次に、3/15、東証一部に上場したユー・エム・シー・エレクトロニクスは、同社と連結子会社11社から構成され、車載機器、産業機器、コンシューマー製品、OA機器等の電子回路基板の実装と加工組立製造・開発を国内外有力メーカー等から受託するEMS事業を主たる事業としています。こちらの初値は公募価格を約17.3%下回りました。さらに、3/17、マザーズに上場したアカツキは、同社と連結子会社1社、非連結子会社2社、持分法適用関連会社1社から構成され、国内SNS運営事業者が提供するプラットフォームや、Apple Inc.、Google Inc.などのプラットフォーム運営事業者が運営するアプリマーケットにおいて、ソーシャルゲームを提供するソーシャルゲーム事業を行っています。ゲーム開発においては、オリジナルタイトルの作成だけでなく、アニメや漫画等のユーザー認知度の高いキャラクター等のIPを有する他社との協業により、制作を行っています。こちらの初値は公募価格を約8.0%下回りました。最後に、3/22、ジャスダックに上場したチエルは、小中学校、高校、大学および専門学校向けに学校教育ICT事業を展開しています。教員の講義を支援するプラットフォームシステムおよびデジタル教材の企画、開発、販売を行っています。国の政策である「第2期教育振興基本計画」に基づき、アクティブラーニングが推進され、小中学校でタブレット端末の導入が進み、同社がクラウド提供する教材の売上が伸長しています。こちらの初値は公募価格を約165.6%上回りました。

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