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IFRS新リース会計基準が経営に及ぼす影響の考察

IFRS新リース会計基準が経営に及ぼす影響の考察

IASBが本年1月に公表したIFRS第16号「リース」では、借手は、従来オペレーティング・リースとしてオフバランス処理していたものも含め、原則として全てのリース取引をオンバランスする必要性が生じます。

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その結果、借手の総資産及び総負債が大きく増加する可能性があるとともに、使用権資産とリース負債の管理のために、新たなシステムが必要になる可能性も考えられます。

また、損益的にもリース期間の前半の費用負担が重く、コスト負担はその後逓減していくことから、リースに係る損益見込みにつき従来とは異なった見方が必要となります。

ポイント

  • IFRS第16号「リース」では、借手の会計処理として、従来のオペレーティング・リースのようなオフバランス処理は認められず、原則的に全てのリース取引をオンバランスする必要がある。
  • IFRS第16号「リース」を適用した場合、借手の財務諸表が大きく変わる可能性があるため、KPIの見直し等のアクションが必要になることも考えられる。
  • さらに、リースの借手がオンバランスする使用権資産とリース負債について簿価管理を行う必要性が生じるため、リース取引管理をシステム化する必要性が生じる可能性もある。
  • IFRS第16号「リース」の借手の会計処理への影響の大きさを考えると、基準の内容を理解し、自社にどのような影響が生じるかにつき、検討を早めに開始することが必要と思われる。

内容

  1. IFRS第16号「リース」の概要
    1. 借手の会計処理
    2. 貸手の会計処理
  2. 本基準が(借手としての)企業経営に及ぼす影響の考察
    1. 財務数値に及ぼす影響の概要
    2. 業務プロセスへの影響
    3. その他の論点に及ぼす影響の概要
  3. 本基準適用に向けた準備

執筆者

有限責任 あずさ監査法人
アカウンティング・アドバイザリー・サービス事業部
パートナー 山本 勝一

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