FEEが新レポートを公表しました

FEEが新レポートを公表しました

ヨーロッパ会計士連盟(以下、FEE)は、新レポート“The Future of Corporate Reporting - creating the dynamics for change”を公表しました。

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このレポートは、発展を続ける経済状況に対応した、幅広いステークホルダーの要求に答えうる企業の情報開示のあり方について、FEEの見解を提示するものであり、以下のメッセージを含んでいます。

企業報告は、企業が説明責任や受託者責任の一環として、ステークホルダーとコミュニケーションを行うための手段として不可欠のものです。

金融危機を含め、広範にわたる事業環境の急速な変化により、企業情報開示は、その目的を果たすことができるのかという懸念が強まっています。すでに膨大な数の文献があり、将来の企業報告のあり方に関する公開討論も増えています。加えて、実験的ではあるものの、情報開示の実務を改善しようとする企業が世界的に増加しています。これは、より良いコミュニケーションに向けた変化の兆であり、説明責任の改善に向けた動きが強まっていることを示しています。しかしながら、本質的な問題は何であるのかが明らかになっておらず、それらの問題を是正し、企業の財政状態や経営成績を表現するために、企業報告をいかに適用するべきかという共通認識もできていません。

本レポートは、企業報告の利用者が継続的に増加かつ多様化していることを踏まえ、将来的に、企業報告はかつてない程に広範な利用者の要求に対処しなければならなくなることを想定しています。しかし、より広範なステークホルダーに対処することは、企業が異なる種類の報告書を作成するべきであるということを意味しておらず、単一で理解が容易な報告書により、広範なステークホルダーの要求に対処するべきだと述べています。

企業への関心の高まるにつれ、新たなステークホルダーグループ(例えば、非政府組織)が台頭してきており、その結果、企業は、報告プロセス全体を見直さなければならなくなっています。そのためには、ステークホルダーを特定し、企業が説明責任を果たすべき主要なステークホルダーが誰であるのかを決定するとともに、主要なステークホルダーの要求を理解したうえで、彼らの要求に答える方法を決定しなければなりません。

この点、現在公表されているいかなる報告書も、単独の報告書として、幅広いステークホルダーグループの要求に応えうるものではなく、財務諸表単独でも、また、非財務情報のみでも、企業の財務的な業績や状態、投資家やその他の資本提供者に対するリターンを表現することはできません。

この観点から、本レポートでは、CORE&MOREの概念を提示し、どのようにして、異なる報告基準の間で、相互関連性を改善するかに焦点を当てています。

CORE reportは、包括的な報告書又はエグゼクティブサマリーであり、企業活動の正しい理解を獲得するために重要な事項、鍵となる財務的成果、企業のステークホルダーにとって、関連があり、かつ重要であると考えられる追加的な情報を含んでおり、例えば、財務諸表に関連する詳細開示のような、CORE reportの内容を補足する情報を含みます。一方で、MORE reportは、より広範囲の情報を含むものであり、CORE reportの一部を構成することも考えられます。

当該レポートの詳細につきましては、以下のリンクをご覧ください。

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