FSBが2015年度のG-SIIsリストを公表

FSBが2015年度のG-SIIsリストを公表

2015年11月3日、金融安定理事会(FSB)は、グローバルにシステム上重要な保険会社(G-SIIs)の2015年度リストを公表し、以下の9社を2015年度のG-SIIsとして指定しました。2014年度に比べ、Aegon N.V.がリストに追加され、Assicurazioni Generali S.p.A.がリストから除外されました。なお、再保険会社の選定は、2014年度より評価手法の開発が保留されています。

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  • Aegon N.V.(新規)
  • Allianz SE
  • American International Group, Inc.
  • Assicurazioni Generali S.p.A.
  • Aviva plc
  • Axa S.A
  • MetLife, Inc.
  • Ping An Insurance(Group)Company of China, Ltd.
  • Prudential Financial, Inc.
  • Prudential plc

2015年度のリストはIAIS(保険監督者国際機構)と各国当局との協議のうえ、FSBは2014年度末のデータと2013年7月にIAISから公表された評価手法により選定されました。IAISは、G-SIIの評価手法の改良について、2015年11月末にパブリック・コンサルテーションに付する予定です。改良後のG-SII評価手法は2016年度から適用されます。

IAISはG-SIIに適用する政策措置の1つである、より高い損失吸収能力(HLA)要件の当初の開発を完了し、9月25日にFSBによって承認、10月5日に公表されました。HLA要件は、改良後のG-SII評価手法と直近のデータに基づき、2017年11月に指定されるG-SIIs に対して2019年1月から適用されます。HLA基準は、IAISのG-SII評価手法と保険資本要件(ICS)に対する更なる取組みを反映させるため、2019年の実施前に修正される予定です。

また、G-SIIsは以下の対象にもなります:

  • より強化されたグループ全体の監督要件。これには、持株会社に対する直接的な権限及びシステミック・リスク管理計画と流動性管理計画の策定と実施を監視するためのグループ全体の監督機関に対する要件が含まれます。
  • グループ全体の破綻処理計画と定期的な破綻処理可能性の評価に対する要件。加えて、各G-SIIの破綻処理可能性は、保険会社の危機管理グループ内の上級政策担立案者によって、FSBのハイレベルの破綻処理可能性評価プロセス(RAP)においてレビューされます。

新しく指定されたG-SIIsがこれらの要件を満たすためのタイムラインは下表のとおりです。

G-SII要件 G-SII指定後からの猶予期間
危機管理グループ(CMG)の設置 6か月
再生計画の策定 12か月
破綻処理戦略に基づく破綻処理計画の策定と、
CMG内のレビュー
18か月
個社特有のクロスボーダーな協力協定の合意 18か月
CMG内の破綻処理可能性評価の実施 24か月
システミック・リスク管理計画 12か月
流動性管理と計画 12か月

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