欧州サッカーリーグ(ドイツ・ブンデスリーガ)の財政健全性について

欧州サッカーリーグ(ドイツ・ブンデスリーガ)の財政健全性について

スポーツ先進国と言われる欧米諸国のプロスポーツクラブの経営について、特に欧州サッカーリーグでは各クラブの財政健全化を目指してファイナンシャルフェアプレーが2011年6月から導入されました。これは欧州サッカー連盟のミシェル・プラティニ会長が提唱した、段階的ではあるもののクラブが支出する費用が営業収入を超えてはならない赤字経営を禁じることで、経営の健全化・安定化を義務付け、財政破綻を予防する仕組みです。

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仮にファイナンシャルフェアプレーに抵触してしまうとクラブには厳しい罰則が与えられ、クラブ経営上大きな打撃を受けることになります。欧州サッカーリーグの中でも導入により大きな影響を受けたのはイタリア・セリエAであると言われており、赤字経営を回避するために各クラブが有力選手を他リーグへ手放すこととなってしまったことから、リーグの人気やレベルの低下が懸念されています。
一方で、ドイツ・ブンデスリーガでは導入前からクラブ財政の健全性を厳格にチェックしていたため、その影響はほとんどなく、リーグの人気やレベルが低下することはなかったと言われています。現状において、サッカーのレベルとクラブ財政の健全性は密接に関係していると言えます。

本稿では、サッカーのクラブ経営を概観したうえで、クラブ経営が比較的好調であるドイツ・ブンデスリーガについて分析します。

内容

  1. サッカークラブ経営について
  2. ドイツ・ブンデスリーガの経営状態
  3. ドイツ・ブンデスリーガの成功要因

執筆者

有限責任 あずさ監査法人
スポーツアドバイザリー室
室長 パートナー 大塚 敏弘
スポーツ科学修士 得田 進介

スポーツアドバイザリー

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一般事業会社へのサービス提供で培った知見や経験を活用し、強固な財政基盤の構築と成長戦略の策定、執行を支援します。

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