香港SFCと中国CSRCがファンド相互承認協定に関する覚書に署名 | KPMG | JP

香港SFCと中国CSRCがファンド相互承認協定に関する覚書に署名

香港SFCと中国CSRCがファンド相互承認協定に関する覚書に署名

SFC(証券・取引監察先物委員会)及びCSRC(中国証券監督管理委員会)は、2015年5月22日、中国と香港間のファンド相互承認協定(MRF)に関する覚書に署名しました。MRFは7月1日から施行され、一定の要件を満たしたファンドは中国又は香港のいずれかの地域で登録・承認を受けることにより両地域でファンドを公募することが可能となる相互承認に関する枠組みを提示するものです。

関連するコンテンツ

中国と香港間のファンド相互承認はアジアで進展する3つのファンド・パスポート構想のひとつです。この相互承認以外には、マレーシア・シンガポール・タイで昨年から運用開始されているASEAN CISフレームワーク及びオーストラリアやシンガポール等が来年の運用開始を目指しているアジア地域ファンド・パスポート構想があります。
本相互承認制度では、中国又は香港のいずれかの地域において登録・承認を受けたファンド(登録・承認を受けた地域を母国地域という)は、一定の要件を満たすことにより、もう一方の地域(ホスト国)で改めて複雑な登録・承認手続きを経ることなくファンドを公募することが可能となります。
導入段階における、中国籍ファンドがMRFの下香港で公募を承認されるための主な適格要件は、以下の通りです。

ファンドに係る適格要件

  • 一般的な株式ファンド、債券ファンド、バランスファンド、非上場インデックスファンド及び現物証券による指数連動型ETFの何れかであること
  • 中国の法規制及び構成文書に従い、組成・運用・管理されること
  • 中国証券投資ファンド法の下、CSRCに登録された公募証券投資ファンドであること
  • 組成時から一年以上経過していること
  • 2億人民元(あるいは異通貨で同価)以上のファンド規模であること
  • 香港市場をファンドの主要投資対象としていないこと
  • 香港の投資家に売却されたファンドのシェアやユニットの価値が、ファンドの総資産の50%以下であること

このほか、ファンドの運用会社、カストディアン、香港における代表者等に関する要件があります。また、承認を受けることができるファンドの運用資産額については、中国籍ファンド及び香港籍ファンドにそれぞれ3,000億人民元の上限が設けられています。

金融機関に関する最新情報

お問合せ

 

RFP(提案書依頼)

 

送信