G20ブリスベン・サミット-金融における新たなアジェンダ | KPMG | JP

G20ブリスベン・サミット-金融における新たなアジェンダ

G20ブリスベン・サミット-金融における新たなアジェンダ

2014年11月15-16日にG20サミットがブリスベンで開催され、シャドーバンキング、システミック・リスク、レジリエンス(強靭性)、デリバティブ等の多くのトピックについて議論される予定です。このG20サミットにおける合意事項は、金融危機以来で最も重要なものの一つとなる見込みです。

関連するコンテンツ

概要

  1. G20は、11月のブリスベンでのサミットが金融規制改革の方向性を最終決定するために政治的な推進力が必要となる最後の会合となることを期待しています。
  2. G20は、雇用と成長に最も焦点をあてたいと考えています。しかしながら、金融の安定を目指すということと、雇用の創出と経済成長のために金融業の貢献に期待するということの間には対立があります。
  3. ブリスベンでのサミットにおける規制改革に係る主要な議題には、システム上重要な金融機関に対するGLAC(gone concern loss absorbing capacity)の最低保有額、クロスボーダーでの破綻処理、シャドーバンキング、デリバティブ市場に係る各国規制の整合性等が含まれる予定です。
  4. 金融機関が雇用と成長にポジティブな貢献ができるようするためには、G20は規制改革をただ単に予定通り進めるのではなく、これらの改革の方向性と詳細を調節する必要があります。主要なポイントは以下の通りです。
    1. 保険会社・資産運用会社等金融業による長期間にわたるファイナンスが円滑に利用・促進される必要があります。
    2. 特に米国外の資本市場が発展する必要があります。
    3. ローンや貿易金融による資金供給者としての銀行、リスク管理サービスの提供者としての銀行がその役割を果たすに際して、規制による制約やディスインセンティブは低減される必要があります。
    4. 金融機関、及びその顧客・投資家は、金融規制における更なる整合性と確実性を見ていく必要があります。
  5. 一方、規制に係る主要な議題は、ブリスベンのサミットにおいて、完全には解決されることはないでしょう。サミット後に、方針の策定と協議が一段と必要になり、新たなコミットメントを求められることになりそうです。主要な議題は、未解決の規制アジェンダのほんの一部でしかありません。

金融機関に関する最新情報

お問合せ

 

RFP(提案書依頼)

 

送信