
2013年10月9日、保険監督者国際機構(IAIS)は2016年までにリスクベースのグローバルな保険資本基準(Insurance Capital Standard)の開発を行う予定であることを公表しました。
このICSは、将来的には、国際的に活動する保険グループ(IAIGs)の監督のための共通の枠組み(ComFrame)に組み込まれる予定とされています。ComFrameは、すでにソルベンシー評価としての資本要件を概念的には含んでいますが、これを議論の出発点としてICSの開発を行うとしています。また、IAISは、2014年に、グローバルにシステム上重要な保険会社(G-SIIs)に対する損失吸収能力の基礎として機能する、バックストップ資本要件(backstop capital requirements、BCRs)を開発する予定としており、BCRsの開発とテストもICS開発の一助になることが期待されています。
IAISは、2014年後半に、G-SIIsに対する損失吸収能力の基礎として機能する、バックストップ資本要件(backstop capital requirements、BCRs)を完成させる予定です。