IRSはFATCA用のデータスキーマを公表
米国内国歳入庁(IRS)は、金融機関によるFATCA情報報告、および政府間合意書(IGA)の下での政府による情報交換に利用可能なFATCAデータスキーマを公表しました。
米国内国歳入庁(IRS)は、金融機関によるFATCA情報報告、および政府間合意書(IGA)の下での政府による情報交換に利用可能なFATCAデータスキーマを公表しました。
Article Posted date
14 January 2014
IRSがウェブサイトに掲載している政府間の情報交換に使用されるXMLスキーマ(バージョン1.1)の特徴は、以下の通りです。
- OECDとの緊密な連携により開発された標準フォーマットであること
- 金融機関、および所管する税務当局からFATCA報告に必要なデータを取得できること
- 全てのFATCA対象となる法域との間における自動情報交換に利用できること
- 報告主体の負担を軽減するために、OECDやEUによって使用されている既存の報告スキーマの要素を利用していること
- 報告基準に関する法律や規制の変更に伴う修正ダウンロードが容易なXMLを使用していること
- 国際的なデータ交換サービスを利用する電子データ送信におけるセキュリティの向上を図っていること