Future State 2030 グローバルメガトレンドが政府を形作る | KPMG | JP

Future State 2030 グローバルメガトレンドが政府を形作る

Future State 2030 グローバルメガトレンドが政府を形作る

今この時点から2030年にかけてビジネスを取り巻く環境は多くの難題を抱えながら、しかも大規模に変化していきます。KPMG Global Government & Infrastructureプラクティスは、これらの変化が我々の社会に大きな影響を与える可能性があると考え、Future State 2030と銘打って、2030年に向けた変化を促すグローバルメガトレンドに各国政府が如何に対応すべきかを考えるThought Leadershipをシリーズ化して開始します。

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シリーズ開始に伴い、KPMGは各国政府の将来像に最も大きな影響を与えると考えられる9つのグローバルメガトレンドを取り上げたレポートを発行しました。このレポートでは、2030年に向けて各国政府が検討を必要とするであろう方針や法令、国家プログラムについてKPMG独自の視点から戦略的な見解とともに、変革の有効な実施に求められる政府としての戦略やストラクチャー、スキルについての考えを提示しています。

KPMGは、Future State 2030が、この先何年かの間に起こる多くの重要課題について、我々国民が各国政府と対話する上での最初の一歩となることを願っています。

9つのグローバルメガトレンド

1.人口動態(Demographics)

長寿命化と出生率の減少による老齢化は世界中で見られる徴候となっており、年金や健康保険を含む社会保障システムの課題となっています。多くの若年層をかかえながら労働市場が飽和状態にあるという課題を抱える地域もあります。

2.個人力の増大(Rise of the individual)

世界中の教育、保健、技術の発達はかつてないほどの個人力の増大に寄与しており、その結果、政府や公的な意思決定における透明性確保や参加要請が増大しています。これらの変化は継続し、ついに社会は人類の歴史における新たな時代に至ります。すなわち、2022年までには、歴史上初めて中流層が貧困層を上回るのです。

3.イネ―ブリング・テクノロジー(Enabling Technology)

過去30年に渡り、情報技術やコミュニケーション技術は社会を大きく変化させてきました。テクノロジー発展の波により新たな機会が創出される一方、政府にはこれらの技術による便益を利用しつつも用心深く監視する能力が求められています。

4.経済における相互結合(Economic interconnectedness)

世界中の経済の相互結合度合は、国際的取引や資本の流れの度合の増加により今後ますます強まっていきます。しかし国家間協定が強化が進まなければ、最適な経済ベネフィットは実現しないかもしれません。

5.公債(Public debt)

2030年までに公債は国の財政や方針決定における選択肢に大幅な制限を与える要因になると予想されています。各国政府が公債をコントロールできるようにする一方で、公的サービス提供における新たな方法を見出すか否かは、政府が社会的、経済的、または環境面での課題に対応する上での能力に大きな影響を及ぼすでしょう。

6.経済力のシフト(Economic power shift)

新興国の経済は多くの人々の貧困からの脱却に寄与し、グローバル経済により大きな影響を及ぼしています。世界勢力の新たなバランスを模索する一方で、国際機関ならびに各国政府は透明性と包括性を維持することに、より多くの力を注がなければなりません。

7.気候変動(Climate change)

グリーンハウスガス排出による気候変動は、環境に対して予測不能な変化が複合的に混合する原因となっており、自然環境に対する負荷はますます重くなっています。多くの政府にとってこの状況への適応策と軽減策の適切な組み合わせを実現することは困難になるでしょう。

8.資源へのストレス(Resource stress)

人口増加や経済成長、そして気候変動からなる複合的な圧力により、我々にとって不可欠な自然界の資源(水、食糧、耕地やエネルギー)へのストレスは増加しています。政府は、持続可能な資源マネジメントを重要なアジェンダの一つとして認識しなければなりません。

9.都市化(Urbanization)

2030年には世界の人口のほぼ3分の2は都市部に居住していると予測されています。都市化(Urbanization)により社会的、経済的発展に鑑みて、また持続的な生活という視点から大きな機会が創造される一方で、公共インフラや資源、とりわけエネルギーの視点からは大きなプレッシャーとなります。

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