PCAOB:Public Company Accounting Oversight Board、公開会社会計監視委員会

PCAOB:公開会社会計監視委員会

米国で相次いで発生した企業会計不正に対応するために制定された「Sarbanes-Oxley Act(サーベインズ・オクスレー法)」(企業改革法、以下SOX法)(2002年7月末に成立)では、公開会社を監査する会計事務所の監査業務の品質を監視する機関として、公開会社会計監視委員会(PCAOB: Public Company Accounting Oversight Board)を新たに設置しました。

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このPCAOBは、米国政府機関ではなく非営利のD.C.会社(District of Columbia Nonprofit Corporation Act)であり、運営財源は主に、米国公開会社によって賄われています。PCAOBを構成する常勤の5人のメンバーは米国SEC(Securities and Exchange Commission)により任命(任期は5年間)され、この5人のメンバーのうち2人は公認会計士であることが要求されています。

PCAOBの任務

PCAOBは以下の権限を有し監査業務に関する品質監視の任務遂行が期待されています。

  1. 公開会社の監査を行う会計事務所の登録(当該会計事務所を「登録監査人」という)
  2. 監査の品質管理、倫理、独立性その他監査報告書の作成に関する基準の設定
  3. 登録会計人の検査
  4. 登録会計人およびその関係者に対する調査、懲戒、制裁
  5. PCAOBの活動に関する予算と管理

上記2.の任務に関連して、SOX法第404条に基づく「財務報告に係る内部統制の監査」にあたり、独立監査人が準拠すべき監査基準である「PCAOB監査基準第2号-財務諸表監査に関連して実施される財務報告に係る内部統制の監査」(“PCAOB Auditing Standard No.2 - An Audit of Internal Control over Financial Reporting Performed in Conjunction with an Audit of Financial Statements”の最終案が、2004年3月9日に発表されました。

登録監査人

米国公開企業の監査報告書を作成する会計事務所は、PCAOBへの登録が義務付られています。2005年8月25日現在、1533の会計事務所が、登録監査人としてPCAOBに登録されています。

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