MBO(マネジメント・バイアウト)

MBO(マネジメント・バイアウト)

企業の子会社や事業部門の経営者、従業員がベンチャーキャピタルや金融機関から資金を調達し、その子会社の株式を買い取ったり、新会社を設立し営業を譲り受けることで独立するという形態のM&Aのことを指します。現代版『暖簾分け』とも言われます。

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新会社の経営陣となる個人や新会社そのものが親会社の事業を譲り受け、その資金は新経営陣の個人的な資産である場合と、譲り受ける事業の資産等を担保として借り入れやベンチャーキャピタルからの出資を仰ぐ場合とがあります。通常は後者によるものが多く見受けられます。

資金提供者にとっては比較的リスクの高い投資となるため、割高な資金であるのが普通です。通常、ベンチャーキャピタルファンド等を使用する場合には20~30%以上の期待収益率を用います。多くの場合、この期待収益率は数年後のIPOによって回収することが計画されています。

MBOの難点は、譲受けた事業をさらに発展させ、割高な資金を返済するマネジメント能力の有無にあるといえます。欧米では、ベンチャー気質が育成されており、高い事業リスクを取る個人も多いと同時に、資金提供者であるファンドも多数の投資により分散を利かせているため、MBO案件がより成立しやすいといえます。

一方、日本では、ベンチャー気質の育成は緒についたばかりであるのみならず、資金提供者にも案件が少なく、分散が機能しづらいため、現在のところ、MBO案件の成立は容易ではありません。

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