ISO/IEC 20000

ISO/IEC 20000

ISO/ IEC 20000は、英国のitSMFの働きかけによって、BSI(英国規格協会)が2000年に規格化したBS 15000がもとになっています。BS 15000は、ITサービス運用のベストプラクティスであるITILをもとにITサービスマネジメントの規格として策定されました。そして、2005年にBS 15000は国際標準化機構(ISO)によりISO/ IEC 20000として国際規格になりました。

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ISO/ IEC 20000は、ISO/ IEC 20000-1とISO/ IEC 20000-2から構成されています。ISO/IEC 20000-1は、ITサービスマネジメントの仕様であり、認証を行う際の評価基準となるものです。ISO/ IEC 20000-2は、ITサービスマネジメントの実施基準であり、ITサービスマネジメントを構築する際のガイドラインとなるものです。

ITILとの関係

ISO/ IEC 20000は、図に示した規格体系の最上位部分として位置づけられています。また、ISO/ IEC 20000を補完する位置づけでBIP0005(マネージャーのためのサービスマネジメントガイド)が存在し、さらにサービスプロセス構築後の自己評価用チェックツールとしてPD0015が存在します。これらは下位のものほど、具体的な手引きが記述されています。ITILは、ITサービスの運用において必要なプロセスのベストプラクティスといえます。

ISO/IEC 20000にもとづく認証制度

2003年6月より、BS 15000を認証基準とした認証制度の運用がitSMFによって開始されています。BS 15000は、2005年12月にISO/ IEC 20000として発行されました。2006年中にはISMS適合性評価制度の認定事業を行っている(財)日本情報処理開発協会(JIPDEC)も試験的にISO/ IEC 20000の認定事業を開始する予定であり、今後は国内においても認証取得企業が増加するものと予想されます。自社のITサービスマネジメントの成熟度を訴求したい企業は、itSMFやJIPDECに登録された審査登録機関による審査を受けて認証を得ることにより、対外的なPRを行うことが可能です。また、ISO/ IEC 20000は、情報セキュリティ管理や品質管理の仕様も含んでおり、社内に分散的に運用されているさまざまなマネジメントシステムを統合するツールとしても期待されています。

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