GIPS基準(Global Investment Performance Standards/グローバル投資パフォーマンス基準)

GIPS基準(グローバル投資パフォーマンス基準)

GIPS基準(Global Investment Performance Standards)は、投資パフォーマンスが完全かつ公正に提示されるための基準となることを目的として、GIPS Executive Committeeが策定した基準です。同基準は、次の項目について必須基準とベスト・プラクティスとして提示される勧奨基準を定めています。

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  • 入力データ
  • 計算方法
  • コンポジットの構築
  • ディスクロージャー
  • 提示および報告
  • 不動産
  • プライベート・エクイティ
  • ラップフィー/セパレートリー・マネージド・アカウント(SMA)ポートフォリオ

この他、GIPS基準を補足するものとしてGIPSガイダンス・ステートメントやケーススタディを含むQ&Aが公表されています。

GIPS基準の必要性

GIPS基準は、金融市場および資産運用業界におけるグローバル競争の激化に伴い、投資パフォーマンスの計算と提示の標準化へ要請に応じて策定されました。
グローバルに認められたパフォーマンス基準により、資産運用会社は投資家が運用会社間の投資パフォーマンスを容易に比較できる形で測定・提示することが可能になるとともに、投資家は運用会社が提示する投資パフォーマンス情報が完全かつ公正であることへの高い信頼性を持つことが可能となります。
「グローバル・パスポート」であるGIPS基準により、資産運用会社とその既存顧客および見込顧客との投資パフォーマンスに関する対話が促進されることが期待されています。

準拠表明と検証

資産運用会社は、CFA協会およびGIPS Executive Committeeが公表する最新情報、ガイダンス・ステートメント、解釈、Q&A、および説明を含めて、GIPS基準の必須基準のすべてを満たしたうえで、出来る限り多くの勧奨基準を実施することでGIPS基準への準拠を表明することができます。
GIPS Executive Committee は、GIPS基準への準拠に係る独立した第三者による検証を受けていることはベスト・プラクティスとして強く勧奨しています。検証を受けることにより、資産運用会社は、会社のGIPS基準への準拠表明に対する信頼性の向上が見込まれます。

基準改訂

GIPS基準はGIPS Executive Committeeにより5年ごとに見直しが行われます。2010年の改訂では、ポートフォリオ評価の「時価価値」から「公正価値」への変更、キャッシュフロー計算の厳密化(日数加重ポートフォリオ・リターンの採用)、リスク指標の利用等が含まれ、GIPS基準に準拠する資産運用会社は、システム改修等の対応が必要となりました。

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