Accrual / Reserve

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Accrual(費用の見越し計上)とは費用収益の認識に係わる概念であるAccrual Accounting(発生主義会計)の中心概念と密接にかかわっています。

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発生主義会計においては正しい期間損益計算を実現するため、Revenue(収益)は現金の収受に関係なく、Realized and earned(実現、獲得)の要件を満たした時点で計上し、Expenseは現金の支出に関係なくIncurred(発生)した時点で計上します。これを経費の支払という取引を例にみると、支払がまだなされていない状態であっても、サービスの費消があった時点で、費用を認識することになり、貸借対照表の貸方には負債が計上されます。

一方のReserve(引き当て)という概念は、広義には引当金、積立金、準備金などの将来の支払・損失の顕在化に備えるためのもので、その計上根拠は先に述べた期間損益計算の適正化の他に、保守主義の観点によるものです。経費を発生により認識する場合、通常、法的に債務として確定したものを期間配分するのに対し、Reserveの概念から計上される負債には貸倒引当金や、Contingent liabilities(偶発債務)のような、法的な債務でないものも積極的に計上しているものがあり、そこには費用・損失はできるだけ早く計上するという保守主義の思考があります。

ただし現実に支払の行われていない時点で費用・損失を計上するという点でReserveも費用等の見越計上である点に変わりなく、実務上も費用の見越しとしての意味合いでAccrualとは厳密な区別はなく用いられているといえます。

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