理事長メッセージ

理事長メッセージ

有限責任 あずさ監査法人 理事長 酒井 弘行より、みなさまへのメッセージです。

有限責任 あずさ監査法人 理事長 酒井 弘行より、みなさまへのメッセージです。

昨年は、EUからの離脱を支持した英国の国民投票の結果に続き、米大統領選でドナルド・トランプ共和党候補が多くのメディアの予想に反して民主党のヒラリー・クリントン候補を破り、第45代アメリカ合衆国大統領に選出されました。この結果として懸念される保護主義的な動きは自由貿易に影響を与えかねず、企業環境の先行きが不透明感を増す中、経営の舵取りは一段と難しいものになっています。
このような環境の中で、企業が健全な成長を果たし、経済が持続的に発展していくためには、資本市場における財務情報の信頼性と透明性を確保することが欠かせません。当法人は、社会から期待されているその職務を着実に果たしていくことが肝要だと改めて全職員が認識し、身を引き締めて業務に精励していく所存です。

最近の会計不祥事を契機として金融庁により設置された「会計監査の在り方に関する懇談会」の議論を受け、昨年は監査法人のガバナンスに関する議論が活発化した年になりました。当法人では、このような動向も踏まえ、幅広い見識に基づく多様な意見・助言等により法人ガバナンスの強化を図るため、昨年7月に外部有識者により構成される経営監理委員会を設置しました。加えて、昨年9月に、監査品質やその基礎となる品質管理の取組みなどを積極的に開示し、透明性の向上を図ることを目的として「AZSA Quality 2016」を発行しました。さらに、「監査法人のガバナンス・コード」の公表に先駆けて、当法人は、今年7月からのガバナンス体制の在り方について検討を行っており、経営執行機関とその監視機関の明確な分離、独立第三者の活用などにより、実効性と透明性の高いガバナンス体制を構築する予定です。
今後も監査の品質の維持向上を最優先課題とし、より深度ある監査を実施するとともに、Data & Analytics等を活用した監査技法の導入により、品質基盤の一段の強化を図ります。

これまでグローバル化・クロスボーダー化を進めてきた多くの日本企業は不確実な環境下でさまざまな経営管理の問題に直面しています。これらの企業に対して、アドバイザリー・サービスや税務サービスを提供するグループ会社や海外のKPMGメンバーファームと連携し、総合力を発揮することにより、グローバルな視点で企業にソリューションを提案していくことも私たち監査法人の重要な役割と考えています。

私たちあずさ監査法人は、KPMGのメンバーファームの一員として、“Inspire Confidence, Empower Change”(社会に信頼を、変革に力を)というPurpose(目的)をグローバルベースで共有しています。このPurposeに基づき、監査および会計サービスを通じて情報の信頼性を確立するとともに、持続的成長に向けた企業や社会の変革を支援していきたいと考えています。

私たちは、ステークホルダーや社会にとって価値ある存在であるように、そしてそのことによりいつも選ばれるプロフェッショナルファーム、すなわち、“The Clear Choice”を目指し、これからも努めてまいります。

有限責任 あずさ監査法人 理事長
KPMGジャパン CEO
酒井 弘行

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