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理事長メッセージ

理事長メッセージ

有限責任 あずさ監査法人 理事長 酒井 弘行より、みなさまへのメッセージです。

有限責任 あずさ監査法人 理事長 酒井 弘行より、みなさまへのメッセージです。

近年では、米国の自国第一主義的な姿勢がますます鮮明になり、中国の積極的な海洋進出による国際間摩擦の激化、また欧州における英国のEU離脱問題による政治的混迷、さらに極東アジアにおいては北朝鮮情勢の緊迫化など、世界の政治情勢は一段と複雑化し、不安定化してきています。また、ビジネスの世界においても市場環境の変化や技術革新が加速度的に進んでいます。こうした企業を取り巻く経営環境の複雑性が増す中で、各企業は限られた経営資源を適切に配分し、効率的な事業運営を行うことで、中長期的な企業価値を向上させることが求められています。
このような環境において、企業が健全な成長を果たし、経済が持続的に発展していくためには、資本市場における財務情報の信頼性と透明性を確保することが欠かせません。

最近の会計不祥事を契機として、会計監査の信頼性に対する社会的な問題意識が高まり、さまざまな議論を経て、昨年3月に金融庁より「監査法人のガバナンス・コード」が公表されました。監査品質の確保のためには、監査法人のマネジメントの強化や透明性の向上がより一層求められており、監査業界全体として信頼の回復を図っていく必要があります。

私たちあずさ監査法人は、さらなるガバナンスの強化のため、昨年7月より新たなガバナンス体制に移行しました。新ガバナンス体制では、経営と監督・評価機関を分離するとともに、経営監視委員会および公益監視委員会を設置し、監督・評価機能の強化を図りました。また、経営における意思決定と執行の役割の明確化を図り、経営の実効性、透明性を高めるなど、「監査法人のガバナンス・コード」にも対応するものと考えています。
監査の品質は、私たちあずさ監査法人に対する「社会からの信頼」の原点です。今後も監査の品質の維持向上を最優先課題とし、「4つのディフェンスライン」による組織的な品質管理体制を維持しつつ、人材育成のさらなる強化はもちろんのこと、Data & Analyticsを中心とした最先端のIT技術を活用した監査手法を導入し、先進的かつ深度ある高品質な監査の実現に取り組んでまいります。

一方で、監査品質向上への取り組みは、各構成員の過重労働の一因となっていることも事実です。私たちあずさ監査法人では、職員一人ひとりがやりがいを持って能力を発揮できる職場環境を整備するため、働き方改革を強く推進しています。働き方改革の推進により、単に長時間労働を是正するだけではなく、一人ひとりの生産性を向上させ、個人が健康を維持しながら成長し続け、ひいては組織のサステナブルな成長に繋げてまいります。
また、これまでグローバル化・クロスボーダー化を進めてきた多くの日本企業は不確実な環境下でさまざまな経営管理の問題に直面しています。これらの企業に対して、アドバイザリーサービスや税務サービスを提供するグループ会社や海外のKPMGメンバーファームと連携し、総合力を発揮することにより、グローバルな視点で企業にソリューションを提案していくことも私たちの重要な役割と考えています。

私たちあずさ監査法人は、KPMGのメンバーファームの一員として、“Inspire Confidence, Empower Change”(社会に信頼を、変革に力を)という理念(目的)をグローバルベースで共有しています。この理念に基づき、監査および会計サービスを通じて情報の信頼性を確立するとともに、持続的成長に向けた企業や社会の変革を支援していきたいと考えています。

そして、私たちはステークホルダーや社会にとって価値ある存在であるように、また、そのことによりいつも選ばれるプロフェッショナルファームであるように、私たちのビジョンである、“The Clear Choice”を目指します。

 

有限責任 あずさ監査法人 理事長
KPMGジャパン CEO
酒井 弘行

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